息子の宿題・算数①
昨日は久々に息子に追い詰められた。
息子の宿題に付き合うことは私にとって育児上で3本の指に入るぐらい苦痛を伴う作業だ。
なので、私が担当しているものは、作文(めったにない)と、漢字ドリルの注視だ。
※見守りではない。見守りは多少違うこと(煮物の様子をみるとか、ラインをチェックするとかささいなこと)を挟んでも支障はないが、注視である。目を少しでも逸らそうものなら「ちゃんとこっち向いてて!!!」と指摘される。鳥レベルの視野でこちらを見ている。細かい姑ってこんな感じなんだろうか?
国語だけでこの状態だから、算数になるとさらにやばい。
私も大人であり、義務教育期間に勉強でつまづいたことはなかった。
息子はひとつずつ教えないと何ひとつ理解できないのだ。
そして注視を求める。
必ずかんしゃくを起こす。
だから5年生になって登校できるようになって、算数を教えることは夫に夕飯後任せるようになった。教え上手なので。
しかし!昨日はどうしたことか。「(夕飯前に)宿題を終わらせてしまいたい!!!」と言い出した。
息子は言い出したら聞かない子である。典型的な発達障害である。
「漢字だけ今やって、算数はおとうさん帰ってきてからにしたら?」
「だめ!今やる!」
「……わかったよ。持っておいでよ……漢字からやったら?」
「算数からやる!(連絡帳で宿題を確認する)………あー!でも!今日(量が)多い!多いよー!やだよー!」
ここですでにかんしゃくは始まっている。数多のかんしゃくを見てきた私は知っている。このパターンはやばいと直感する。
ちなみに多いと言っても、文字のでかいテキスト見開き1枚である。問題は単純で、10問程度だ。通常児ならイヤイヤやっても10分程度のものだろう。
しかし息子にとっては違う。500問ぐらいあるように見えるのではないか?なんせ彼は宇宙人なので、私には理解できない。
さて、すでにぐずり始めている息子の宿題に付き合えるのだろうか?負け戦の開始である。
(つづく)