【救世主】大学院生・新米研究者必携の最強ソフト・アプリ2選
研究活動を効率的に進めるためには、適切なソフトウェアとアプリの利用が不可欠です。しかし、限られた研究費でこれらを揃えるのは簡単ではありません。今回は、新米研究者の私が愛用している、パフォーマンスに優れたソフトとアプリを紹介します。実際に使ってみて感じた便利さや使用感をお伝えします。
1. EndNote 21:論文管理の最強ツール
論文執筆の際の文献管理ソフトは必須です。Paperpile、Zotero、Mendeley、等いろいろありますが紹介するのは EndNote 21 です。このソフトなしでは論文の整理ができなかったと言っても過言ではありません。先行研究をまとめる際に特に威力を発揮し、買い切りなので一生使えるのも魅力です。
論文管理が楽に:数百本の論文を整理するのは至難の業ですが、EndNoteを使えばタグ付けやカテゴリー分けが簡単にできます。文献を探す時間が大幅に短縮されます。
先行研究のまとめ:文献同士の関連性を視覚的に整理できるので、研究の方向性を明確にできます。
サポート体制:英語ソフトですが、販売代理店が作成した日本語マニュアルや動画があります。疑問点があれば問い合わせフォームからすぐに対応してもらえるので安心です。
引用文献リストの作成:Wordとの連携を行うことで、執筆しながらEndNote内の文献にアクセスで気、リストの作成もできます。投稿予定のジャーナルがあれば、設定することでそれぞれの雑誌に合わせたお作法で作成できます。非常にありがたい。
大学院に進学してすぐに直面したのが、膨大な文献の管理でした。紙の資料では限界があり、デジタル管理の必要性を痛感しました。そこで出会ったのがEndNote 21です。最初は使い方に戸惑いましたが、日本語マニュアルと動画を見て徐々に使いこなせるようになりました。
私は学割を利用してお得に手に入れたものですが、大学院によっては,在学中の学生でればライセンスがある場合もあるようです。指導教員にぜひ聞いてみてください。
2. GoodNotes:万能ノートアプリ
次に紹介するのは GoodNotes です。このアプリは授業準備やブレインストーミング、メモ取りに最適です。
授業準備:授業の資料をPDFで取り込んで、手書きでメモを書き込めるので、紙のノートが不要になります。
ブレインストーミング:思いついたアイデアをどんどん書き込めるので、アイデア出しがはかどります。
読書メモ:読んでいる書籍の印象的な部分をメモしておけば、後で見返す際に役立ちます。
講義の準備では、PDFの資料に手書きでメモを追加し、オリジナルのノートを作成しています。紙のノートだと持ち運びが大変ですが、GoodNotesならiPad一つで済みます。また、ブレインストーミングの際には、思いついたアイデアをすぐに書き込めるので、アイデアの記録と整理が一元化できます。授業中に学生から出た質問や意見もその場でメモできるため、後から見返して次の授業に活かすことができます。
iPadで使用する際には、タッチペンやペーパーライクフィルムを使用すると、快適に使えますよ。もちろんなくても使えますが、ペーパーライクフィルムがない場合はペン先が滑って描きにくいです。
こちらのnoteで、おすすめガジェットをまとめているのでよろしければご確認いただけると嬉しいです。たかなしnoteの人気記事でもあります。
まとめ
研究活動を効率化するためには、適切なソフトとアプリの利用が欠かせません。私自身がこれらのソフトを活用して感じた便利さや効果をぜひ参考にして、皆さんの研究活動に役立ててください。効率的なツールの利用で、研究の質と生産性を高めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。