見出し画像

めまい(ヒッチコックではない)(日記 1/24)

1月24日(金)
午前中は腰のリハビリと診察。

いつものように施術していただいたりスクワットのやり方をチェックしてもらう。うつ伏せに寝て施術してもらい、次は仰向けになってくださいと言われて体勢を変えたところグラグラっとめまいがした。

以前も日記で書いたように、このごろ起床時にめまいがする(ここを参照)のだが、それと同じことが起きた。その旨を理学療法士さんに伝えると、看護師さんを呼んで血圧を測ったり症状を問診してくださった。リハビリの後、診察も受ける予定だったのだが「今日は診察はやめて、いったん耳鼻科へかかってください」と言われた。わー、大ごとになっちゃったなあ。めまい自体は数分で収まり、そのあとはなんともないので落ち着いてから車でお医者さんを出て、その足で耳鼻科へ向かう。しかし、予約でいっぱいで今日の18時まで空きがないと言われ、いったん家へ帰る。

整形外科では今日は診察がなかったので予定より早く帰った私に、義母が少し怪訝そうにしていた。めまいの件はややこしくなるので話していない。過剰な心配性の彼女には、普段からこうしていろんなことを取捨選択して話すことにしている。

落ち着いて今日のスケジュールを確認するとたまたまいつもより早く帰れる日だったので、仕事を終えて急いで行けば18時に間に合う。とにかくいったんこのめまいの件をはっきりさせておかないと、体も心配だし整形外科の方の診察もままならない。耳鼻科に電話を入れると18時の枠はまだ埋まっていなかったので予約。

夕方、仕事を終えて急いで耳鼻科へ。間に合った。聴力検査、これは昔から何度かやったことがあるので勝手がわかる。その次のめまい検査。これはやったことがないのでいちいちドギマギする。

まずベッドのところへ靴を脱いで上がるように言われる。靴を脱いだしベッドなので当然横たわるのかと思い寝ころんだら「あっ寝ないでそのままで」と言われる。どゆこと。そしてVRゴーグルのようなものを装着された。真っ暗で何も見えない。どゆこと。その状態で体や首を前後左右に大きくグラングランと揺すられる。怖い。しかし多少のふらつきは感じるものの起床時ほどではない。

何度か揺すられたあと、検査は終了。しばらく待った後、再度診察。先ほどの診察は眼振を調べるものだった、と説明。私はいっさいネットなどで今回のめまいのことを調べずに行ったので全く予備知識もなく何をされているのかよくわからなかったのだが(普通は調べていく人が多いのだろうか)、めまいに伴う眼球の振れの有無で良性か悪性かを診るものであった。

私の場合は眼振があまり大きくなく(録画映像も見せてもらった。自分の眼球のアップは何やらグロテスクであった)めまいも体を起こすときに発生して数分で収まることから「良性発作性頭位めまい症」という診断がなされた。耳の中にある「耳石」が何らかの原因で剥がれ、三半規管に入り込むと、三半規管の中のリンパの流れが乱れ脳に誤った情報が伝わって混乱しめまいが生じる、とのこと。

で、その「耳石」が剥がれる原因の一つが「更年期以降の女性のエストロゲンの分泌低下によるカルシウムの代謝の低下」らしい。

やっぱりそうなんかーい。
予想はしてたけど更年期かーい。

それにしても、更年期に伴う症状の多さよ…!
私は女性ホルモンというものはなかなか厄介なものだとはずっと思っていましたが、またもやです。人生の先輩方から聞かされてはいたものの、ここまで多岐にわたって悩ませてくるとは…!

医師からは飲み薬が処方されたのと、運動療法が指導された。
ベッドの中心に足を下ろして座り、体を左右どちらかにゆっくり倒し、横になった状態で60秒間保つ。次に体を反対側にゆっくり倒し、横になった姿勢を60秒間保つ。3回を1セットとして1日1セットを目安に行う。とのこと。
「めまいは寝てても治らないんですよ、むしろ動かないと」と医師は言った。

…私の生活、運動療法だらけやないか!!!

スクワットして、クラムシェルして、足上げ運動して、腹式呼吸で腹筋を鍛えて、そこへ加えてめまいの運動療法もして…

ああ忙し忙し!!

#日記 #エッセイ #めまい #良性発作性頭位めまい症 #リハビリ #整形外科
#耳鼻科 #更年期 #女性ホルモン

いいなと思ったら応援しよう!