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営業のたまご日記①はじめての外回り【ほぼ毎日note】
今月から、印刷屋さんの営業として沖縄本島北部の会社で働き始めた。しばらくは座学かなと思ったら、初日(厳密には11/1は入社手続きのみしたので、2回目の出社日)から、入社1年目の営業の方に外回りに連れて行ってもらえた。その前に、顧客リストをざっと眺めたら、知っている社名がたくさんあったので、最初からかなりテンションが上がっていた。
しかも1軒目からいきなりとなりのとなりの町に向かう。プチドライブだ。私の教育担当の先輩も沖縄県外出身で、沖縄に移住したいきさつなどを話しながらゆっくり向かった。
その日は印刷物を納品する用が何件かあったが、担当の方が不在のことも多く、受付の方に渡すだけ、ということが多かった。納品するだけなら、約束とかしないものなんだな。それに店舗が閉まっていたら、後日また直接届けに行くという。やはり、郵送できるサイズや、多少の遠方であっても、なるべくお客さんと直接会ってコミュニケーションをとる機会を増やすのが、営業の基本なんだな。そんな、きっと本当に初歩的なことを、初日から学べることとなった。
その日の午後に訪れたおしゃれなダイニング居酒屋さんは、数年前に一度訪れたことがあったものの、改めて雰囲気と眺望の良さ、そして経営されているご夫婦のお人柄やセンスの良さに感嘆した。コーヒーを頂きながら新人であることをお伝えすると、「長いお付き合いだけれどいい会社だと思うよ」と教えてくれた。社長や、協力会社の方とも交流があるようで、私は「お客様にそう言っていただてホッとしました」と伝えた。本当にやさしくて素敵なご夫婦だった。
今日会ったお客さんも、会社の先輩や上司も、みんなやさしくてほっと胸をなでおろした。そして、那覇の前に4年ほど住んだ街を車でまわり、営業に同行している自分をとても新鮮に感じた。これまではずっとデスクワークで、仕事で社外の人とかかわることがほとんどなかった。でもこれが、私の本当に望んでいる仕事の仕方かもしれない、と思った。
この仕事は自分に向いているかもしれない。そう思える日が、何度も来るといいなと思った。
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