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夢じゃなくなった時に、夢を生きてた。

おはよう。こんにちは。こんばんは。ダンサー振付家のasamicro(アサミクロ)です。

皆さん、お元気でしょうか?このnoteを読んでくださってありがとうございます。色々久々になりがちなんですが、またチマチマとnoteを再開してゆきます。

夢じゃなくなった時に、夢を生きてた。

終演後控室にて!

先日、寺尾紗穂さんのライブで たよりないもののために を踊らせていただきました。とても夢のようでした。というか夢でした。かつての私の。

私は今、SENSE ISLAND/LANDという神奈川県横須賀市の無人島、猿島で行われている芸術祭にパフォーマンスアーティストとして参加しています。

 今回大変嬉しい事に寺尾紗穂さんもご一緒できることを知り、更には寺尾紗穂さんのライブにお声がけ頂き、踊らせていただきました。

 8年以上前は、生徒たちが帰宅したスタジオで一方的に踊っていたのに、今は寺尾紗穂さんの声の隣で踊ることができ、本当に痺れました。

 私がまだ裏方でダンスインストラクターとして子どもたちにダンス教えていた20代の頃、寺尾さんの歌にとても救われました。
 ある時、きっと返事は来ないだろうと思いながらもメールを送ってみました。自分が少し生きづらかったこと、そしてあなたの声に救われていることなど、ただただファンメール。あとYouTubeのリンクも添えて。
そしたらちゃんとお返事が来て、散歩に連れ出してくれました。そしてその時の様子を寺尾紗穂さんの『天使日記』という書籍に記載してくださっています。とても驚きました。

そういう経験をさせてもらってからも引き続き寺尾さんの楽曲で勝手に踊っていたりもし、いろいろありながらも決意して、30歳でこれまでのお仕事の現場は全て辞め、舞台芸術でダンス作品を生み出すダンサー振付家になりたいと方向を変えて、ゼロから赤ちゃんのような知識と速度で励んできました。そして今に至ります。(今度この辺りもお話ししよう)

かつては一方的に好きで、ファンとしてスタジオで踊っていたのに、今はアーティストとして同じ芸術祭の参加で出会うことができ、そして踊らせていただけたのは考え深いです。寛大な紗穂さんやマネージャー様方のご対応とSENSE ISLAND/LANDの皆さんに感謝します。

撮影: TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH
撮影: TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH
撮影: TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH


不登校時に習得した自分だけの時間割。


話は少し変わって、どうして急にnote再開しようかと思ったかというと。
私は、今、めちゃくちゃに自分の部屋を模様替えしております。そして、今、自分の時間割表をつくって実行していけるように家の導線や配置を徹底的に見直しています。

ありがたいことに、なんだかダンサー活動がとても忙しくなってきております。それでヒーヒーしちゃって、頑張ってはいるんだけど、とても心がハラハラしてしまって、毎日が不安だったり、それぞれの本番に向けて、楽しむ気持ちがほぼ0というか0.9%くらいになっている事に気がつきました。ちょっとこのままだとあまり良くないのかもしれないと思い見直しました。部屋を。

「ダンスじゃないんかーい」って感じなんですが、環境をクリアにして、部屋を掃除しまくって、お金とか予定をとにかく書き出して、視覚化すると結構ダンスも見えてきたりするんです。

 私は9年間の不登校経験があるので(詳しくは昔のnote読んでください)昔から毎日自由だったけれど、毎日やるせなかったんですね、小学校1年生の7歳ですら、申し訳ない気持ちで毎日を過ごしていました。当時は両親や学校に申し訳ない気持ち、罪悪感があったのかもしれませんが、今思うと

嫌だったんだと思います。1日の過ごし方が。情けなくて。そして着実に無駄にしている感じ。人生を。

でものこの気持ちって、大人になればなれるほど湧いてきますよね。
理由はいろいろあるし、忙しさや自分だけの事情で動けない日々など。
結構頑張っているつもりなんだけど、納得できないというか、自信がないというか、やっているようでやっていないような。。。そういう曖昧な時間の蓄積から「自分頑張れていない感」。を増加させていく。

 多分、今ダンス活動でそんなことが起きているんですね私の中で。やらなくちゃいけないことはあって、たくさん本番も控えているのに、他にも色々と動かなきゃいけないことや考え事だってあるし〜〜みたいな感じで稽古も集中できてそうで出来ていなくて。だから自信が出ない、、、マズイ。

そんな時夫から、
「この本読みな!」


と渡されたのが、坂口恭平さんの『生きのびるための事務』

タイミング良すぎて、しかも読みやすくて夢中であっという間に読みました。本の内容はぜひ上から検索を!!

そして思い出したんです。私はいつだって自分で自分の時間割を作ってやり過ごしてきた9年間でした。(義務教育期間)初めは今のような状況でしたが、自分で今日のやることを決めて行動すると小さな達成感と、

「今日はもうこれ以上はやる必要がない、やったのだから。」

 そんな気持ちで、お昼ご飯も、夜ご飯もそれなりに楽しく食べて、寝れることができた。私は枠が苦手な割に、しっかりと順序立てて行動して計画通りに進めるのがとても好きなんですね。そういうのがあると安心して集中できるんだったということに、夫から渡されたこの本で思い出しました。

 今日も本番に向けて、稽古をしなくてはなりません。大事な本番が本当に立て続けに入っていて、作品もどれも違います。でも、このようにnoteを書くことは将来の自分にとって必要な行動だったので、大人になってから改めてつくった私の時間割の“暮らし枠”にnoteを折れてみました。なのでかけています。もう時間なので今日はこの辺でやめて、稽古に行ってきます。

 もし、皆さんの中に私と似ているような方がいたら、思い出してみてください。自分の時間割表を作って行動することを。

そして、坂口恭平さん、ありがとうございます。素敵な書籍を生み出してくれて。

撮影:前谷開

夫の実家に帰った夏、撮ってくれた思い出。

今日も読んでくれてありがとう。それなりにシャキッとやり過ごしましょう。バイバイ。

asamicro




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asamicro
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