webtoonを読んでみた感想を書いてみる「オークの樹の下」
webtoonのシナリオライターになりたいので、当然ながらwebtoonを読んでいます。
読んだ感想をメモに残してあったので、まとめてみました。
オークの木の下
吃音のある女性が下級騎士と結婚することになった。
しかし、夫となった騎士リフタンはすぐにドラゴン討伐の任務に向かってしまう。三年の間、離れ離れだった二人。
ドラゴンを討伐して帰還したリフタンは一躍英雄になっていた。
夫に捨てられたら、居場所がなくなってしまうと怯える主人公マクシー。
マクシーに苛立ちつつも不器用な愛情を向けるリフタン。二人の愛の行方はダウなるのだろうか。
といったストーリーから始まります。
1〜6話まで読んでみた感想
主人公マクシーと夫であるリフタンの間には、さまざまな隔たりがあります。
心理的な隔たり、情報の隔たり、物理的な隔たり。
夫婦の間にある乗り越えるべき多くの困難が提示されていきます。
これが、もどかしい。マクシーは常に「捨てられるんじゃないか」「昔の惨めな生活に戻りたくない」と怯えています。
リフタンのマクシーへの愛情を読むことができる私たちは「そんなに怯えないで」とマクシーに言いたくなるくらい。
リフタンは、常にマクシーに愛情を示しているのですが、それがマクシーに伝わらない。
もっと、直接的に伝えてあげてほしい。
考えているだけではダメなんだよ!
と、スマホの画面越しにいいたくなるほど。
リフタンの愛は重いんですけど、マクシーはそれに気が付かずにスルーしてしまうんですよね。
それもこれも、マクシーの幼少期の心の傷のせいなんですが……。
リフタンは、マクシーの心の傷に気がついていないんですよね。
マクシーの心の傷を癒せるのはリフタンしかいないと思うので、そこの辺に向き合ってもらいたいものです。
これって、原作小説があるのでしょうか?
展開は遅めな印象です。
その分、二人の交流を丁寧に描いているかなーと。
マクシーの自己肯定感の低さが可哀想になってくるし。
リフタンにはマクシーをはやく安心させてほしい。
二人の間に、暖かい愛情の交流が早く生まれることを願って続きを読みたいと思います。