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お店との“程良き距離感”について考える。


こんにちは。

8月にもなるといよいよ暑いぞ!という噂通り、今時点の気温は24℃。
何度でも言うが、釧路民はこれで「あっつ〜」と感じておるわけで。それなのに中旬くらいには連日27℃になるよ!と予想されていて、考えただけで辛い。歩け歩けと強いるイベントに参加させられているが、夏の暑さの中で一体そんなに何処を歩けば良いのだろう。夕暮ればっかり歩いてもいられないし、もう私にはイオンしかない。そうさ、釧路民はもはやイオンしかない。(極端)

という前置きはさておき。


以前、私のお気に入りのお店の話しをした事があった。


簡単に説明すれば、お気に入りの店で食べる時は誰の感想も要らない。一人で堪能してホクホクしてその気分のまま帰りたい。という事である。

それは今も変わらずだが、最近は友人や家族と食を共にする事が殆どで、なかなか“ブラリおひとりさまランチ”が出来ないでいる。
勿論、誰かとご飯を食べるのは苦痛では無くて。
案外寂しがりやの傾向もあったりするし、休日にゆっくりしていられない性格なのでむしろ嬉しい。
それに、誰かといる方が“店との距離感”を考えなくて済む。というのもある。

距離感?何だそれ?
と、そんなことを気にした事が無い方の方が多いのかもしれない。

自分は基本的に“常連化”を恐れている部分がある。
段々お店との適切な距離がわからなくなり、しまいには面倒くさくなってそのお店に行かなくなる。という事が起きがちだからだ。

30代にもなればそういう現象もさほど無くなってはいたのだが、おひとりさまランチやカフェを楽しめるようになった頃からまた徐々に色々と考えるようになってしまった。

お菓子やフードをテイクアウトするだけなら常連になっても然程問題は無い。お店側も「ああ、またこの人だ。いつもありがと」くらいが丁度良い。

ところが、店内で食べる時にカウンター席だったり、常連さんばかりが集っていたりするととてもしんどくなってしまうのだ。
まずカウンター。そもそも人見知り(というか初対面の方をまず信用していない)の私にはめちゃくちゃハードルが高い。一人で行くと当然店主さんと会話が始まってしまう。面白い時もあるのだが、慣れていない人との会話ですっかり疲れて帰ることも多々ある。
そこに常連さん達が個々で来て集まると、謎に会話し始めるのが怖いのだ。え?知り合い?知らない人?それなのに何でそんな気さくに話せるんですか??ここは出会いの場か何かでしたか!?

と、ひとり脳内プチパニックを起こした暁には、熱い珈琲を無心で素早く飲み終え、話しを振られる前にそそくさと帰る。という経験もあったりする。マスターと一対一ならまだしも。完全初対面の人に自分の話しを聞かれるのちょっと戸惑う。

こんな性格が心底面倒だなぁと思っている。
だからどんなにそこの料理やお菓子が好きでも、カウンターのお店から徐々に遠ざかってしまうのだ。

あと、常連になると余計な事が気になってくる。
今やインスタのストーリー等でその日の開店状況などをお知らせするお店も多く、臨時休業のお知らせを見ずに行ってしまう事もあるので事前チェックは欠かせない。
そこに「まだこんなに余ってます」や「全然売れないと作る意欲も無くなります」とか、そういったお知らせを流されると無駄にソワソワしてしまうのだ。
私に対して全然言ってないのに、それはわかっているのに、買わないといけないのかな……!?と感じてしまい、ついつい買ってしまう事もあった。

でも、それってどうなんだろう。

私はただ、自分が本当に食べたいor欲しいものだけ買えば良いわけで。
そこには誰かの勧めや感想、言葉など要らないはずで。

気持ちはわかる。
お店側のこれだけ作ったのに全然売れない、誰か買ってください〜という気持ちも痛いほどわかる。これがもし友人のお店だとしたら快く余った物を買いに行くだろう。
そうではなくただのイチ客に、ちょっと心配を煽って買ってもらう流れにするのはどうなのだろうと。

そんな事もあり、やっぱり私はお気に入りのお店が好きだと再確認した。(なんだそれ)

個人的に大好きなお店は最低限の情報しか与えず、たまに情報もっとあっても良いよって思う時もあるけれど、結局それくらいが丁度良い。
“中の人は何考えてるのかよくわからない”という感じがお客としても楽に思える。

毎日行っても久しぶりに行っても、恐らくいつも変わらない温かい接客。
きっとここは常連になっても変わらないのだろう。だってもう私は多分常連だけど、この心地よい距離感に喜んでいるのだから。
そんなお客さんに深入りしない優しさも、きっとある。

食べたいものを食べる。買う。
欲しいものを選ぶ。
不要なものは捨てる。

こればかりは好き勝手にしたいものだ。

と言っても家族がいる場合はなかなか不自由な場面も多いが、今ここは「自分が自由に選択出来る時」がメインのお話しである。
子が学校行っている間こっそりランチ……とか、まだみんなゆっくり寝てるしモーニング行ってくるか……とか。たまに訪れる解き放たれたひとりの楽しみは貴重な輝きがあるので、余計に我儘にしたい〜!

それを踏まえて改めてチェーン店の良さとかも実感している。
いつもの時間に開いて閉まる。決まった休み。臨時休業ほぼ無し。放っといてくれる。
そんな良さも、私みたいな人間に優しい。


さて、そんなお気に入りのお店の今日のランチは「ガパオライス ヤムウンセン添え」

目玉焼きの底がカリッと揚がっているの好き〜


文句無しに美味しかった〜!
ヤムウンセンも香り爽やかで夏にぴったり。

そういえば昔クッキングパパ読んでた時、タイに行った回でヤムウンセンだったっけ?何かサラダ系あったな。あれは青パパイヤが入っていたような……名前なんだっけ。うーん。……ソムタムだー!あとバインミーとか、タイ料理美味しそうだな〜と読んでいたという思い出。

しかし、最後にクッパパで締めるあたりが相変わらず一貫性無いんだから。

それでは今日はこの辺で!

(今回の記事はあくまで「個人的な話し」です。常連が悪いとかではなく、私が上手く常連になれないという悲しい話しでした。笑)

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