
和敬清寂〜なりたい自分になるために大切にしたい心得01〜
この世に生まれて30年近く。良くも悪くも、いろんな経験をしました。今のところ、好ましくないことの方が多い人生です。「難が有る」、有り難い人生だと思って過ごしています。
私がなりたい自分像って、思えば10代前半から変わっていません。この目標が変わらない継続力というか信念は良いと思いつつ、もう20年近くも過ごしていて、どれだけ目標に辿り着いたのかを考えると、う〜ん….。だからもう言い訳なし、落ち込んでいる時間もなし!2025年は一歩でも近づけるように過ごします。私がなりたい自分像は、この記事の最後に。
最近よく思うんです、人間の目指すところって、いかに視野を広げて、どれだけ自分と他人に優しくなれるかだと。
どれだけ歳を重ねていても、どれだけ富と権力を持っていても、視野が狭くて、想像力も乏しい、そして優しさのない人を見ると、そういった存在も反面教師として時には必要なのですが、とても悲しい、残念な気持ちになります。私はただ時間を過ごして歳を重ねた、ではなく、歳を重ねるたびに成長したいと思います。
「和敬清寂(わけいせいじゃく)」
茶道において、お茶の精神を表わした四字熟語ですが、日常生活にも活かせる心得です。
1. 和(わ): 調和・平和
相手の意見を尊重し、無理に自分の考えを押し付けるのではなく、相手と歩み寄る姿勢をとること。他者と衝突することなく、協力して円滑に物事を進めることができる。
2. 敬(けい): 敬意・尊敬
目の前の人々に対して敬意を持って接すること。年齢や立場に関わらず、誰に対しても感謝の気持ちを持ち、適切な言葉遣いや態度で接すること。他人の意見や感情を尊重し、批判ではなく建設的な対話を心がけること。他人を思いやる行動につながる。
3. 清(せい): 清潔・純粋
心や環境を清潔に保つこと。物理的な清潔さと精神的な清潔さの両方。身の回りを整理整頓し、心の中も整理し、雑念を排除すること。清潔な空間で心も整えられ、無駄なストレスや煩わしい感情を減らし、余計なことで心を乱されない純粋な思考ができるようになる。
4. 寂(じゃく): 静寂・落ち着き
意識的に静かな時間を持ち、心を落ち着けること。過剰な情報や刺激に溢れた現代社会では、静かな時間を意図的に作ることが大切。物事に対して、忙しい時ほど慌てずに冷静に対処すること。心が騒がしいときに、一歩引いて静かに深呼吸をすることで、冷静さを保つことができる。
日常生活における「和敬清寂」の実践
人間関係: 他者を思いやり、敬意を持って接することで、日常生活で「和」や「敬」を実践できる。相手に対する理解を深めることが、調和のある関係を築く。
心のケア: 自分の心を整理し、無駄な感情や思考を排除して清らかな心を保つことが、「清」の精神に繋がる。また、心を落ち着けるために意識的に静かな時間を作ることで、精神的な「寂」の実践が可能。
空間づくり: 清潔で整った環境を作り出すことは、物理的な「清」を反映するだけでなく、心を整える効果もある。整理された環境では、心も落ち着きやすくなり、日常のストレスを減らすことができる。
忙しい現代社会だからこそ、「和敬清寂」を心がけることで、より豊かな生活を送るためのヒントを得ることができる。
私のなりたい自分像
深い淵のような静寂さを伴う心、自他ともに優しく、言葉に偽りがない人
控えめで上品で洗礼されていて教養があり、周りに良い刺激を与える人
挑戦心・探求心・向上心があり、どんな状況にあっても前を向いて生きようとする屈強な精神力を持っている人
自分らしさを大切にし、唯一無二の存在としての個性を輝かせながら、自分の信じる道を歩む人
内面も外面もナチュラルオーガニックで、細胞レベルで心身共に健康な人
美意識とセンスを持ち合わせ、自分の美学を確立している人
私の理想像を突き詰めていくと、「和敬清寂」という言葉が心に響きます。
なりたい自分になるために、和敬清寂の心を持って日々過ごします。
最後までご覧いただきありがとうございます。
良い1日をお過ごしください♡
Asa