発音しにくい単語やフレーズはそこだけゆっくり言えばいい
発音矯正のレッスンのなかでは、宿題で音読の課題を出しています。
その課題のなかで、音声変化が連続するような部分は、皆さんとても読みにくいようで、うまく発音できずにどれか単語が落ちたり、滑舌が悪くゴニョゴニョした読み方になったりしてしまいます。
これは、けっこう皆さんにおこることです。
音声変化が連続するような部分は誰にとっても難しいです。
で、そういう部分は、何となく「速く言わないといけない」ような強迫観念にとらわれている方が多いように思います。
しかし!
実際には、そんな風に速く読む必要はどこにもないのです。
実際、ネイティブでも、専門用語のような「難しい単語」はゆっくり丁寧に発音します。
言いにくい部分をそのフレーズの部分だけ少しスピードを落としても、それほど違和感はありません。
少なくとも、確実に発音すれば、確実に通じます。
発音、特に音声変化を学んだ後には、何となく速く読むことに意識が行きがちで、結果的に「伝わらない英語」を話してしまう人もいます。
これでは本末転倒になってしまいますよね!
結局発音を学ぶ趣旨は、初心に立ち返るなら、「伝わる英語」を話すことも目的の一つのはずです。
だとしたら、言いにくいところほど丁寧に読むということを心がけるといいと思います。
参考になれば幸いです!