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結局発音はやったほうがいいの?

いろいろな方の発信を見ていると、「発音やったほうがいい!」という方が最近は多いと思います。

だから、英語学習者の皆さんのなかには、発音やろうかどうか迷ってる人も多いのではないでしょうか?

もちろん発音はやったほうがいい。
けど、単語だってやったほうがいい。
文法も忘れずにね。
けどそもそもリスニングの勉強を優先した方がよくない?
いやいや、まずは目先、話せなくて困ってるならスピーキング。
試験対策という意味ではリーディングも必要。
日常的に一番使うのはライティングスキルならライティングも必要。

まあ、こんな感じで、結局「やったほうがいいこと」という視点から考えたら、発音以外にもやったほうがいいことはたくさんあると思うんですよ💦

だから、英語学習時間が無尽蔵にある人以外は、最初に考える必要があるのは、「自分はどの能力を優先的に伸ばしたくて」「一日当たりの学習時間がどのくらい取れるのか」ということ。
あと、忘れてはいけないのは、「現在の自分のレベル」

例えば初中級者の方だったら、語彙文法に最初に取り組んだほうがいいかもしれない。
その場合は発音は後回しでいいと思う。

リスニングに発音が効果があるのは確か。
でも、リスニングで例えば「1割」しか理解できてないなら、発音以外のリスニング学習でまずは半分くらいは理解できるようなレベルまで突貫工事することも可能。

そんな感じで、実際には、個々人の状況によって、発音を今やることを推奨できるかどうかは変わると思う。

以上の大前提があったうえで強いて言うなら、TOEIC700点以上くらいの中上級者であれば、1日2時間以上の学習時間が取れる方なら、発音は無条件にお勧めできるかな。
それ以下の学習時間の場合は、目標やスキルアップする必要のある技能を見据えて要検討かなと思う。

一方、TOEIC700点以下の初中級者であれば、先に語彙文法に取り組んでほしいので、発音を無条件でお勧めできるとしたら1日3時間以上学習できる人かな~。
もちろん、スピーキング力は不要で、リスニング力だけ伸ばしたい方だと、もっと短い時間でも発音学習をお勧めできる。

ただ、いずれの場合も、「発音」を変えることの優先度が高くて、とにかく発音に絞って英語学習やります!って人はまた話が別。
その場合は、他の技能は置いていて、発音学習だけに必要な時間という意味では、1日30分あればOK。

なので、うちに体験英語コーチングに来て下さる方でも、発音をお勧めするのは半分くらいかな?と思います。
結局、変に詰め込むと、挫折を招きやすくなるんですよね💦

SNSでいろんな方がいろいろなことをお勧めしていて、それぞれどれも真実ではあると思うんです。
でも、ハッキリ言って、全部やろうと思ったら大変な時間がかかるはずです!

だから結局「どう取捨選択するか」が一番大事

まとめると、
中上級者でリスニング力アップしたい人や、話す機会が多くて正確な発音で話したい人は、発音は優先度高めでやるのがお勧め!

一方、
初中級者で、リスニングやスピーキングなど、伸ばしたい技能が多いけど学習時間がそこまで多くとれない場合は、発音は後回しでOK!
(でも中上級になったらぜひやろう!)

参考になれば幸いです。

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