「英語コーチ」で起業するために必要な英語力はどのくらい?
ここ数日、英語分野での起業について記事を書いているのですが、想像以上に反響が大きくてビックリしています!
私は起業塾を運営しているわけでもないし、起業の専門家でもないのですが、逆にそういう一般的な起業家の「リアルな経験」を聞く機会もあまりないと思うので、ぜひ少しでも参考になるならとても嬉しいです。
そして、このような反響とともに、皆さんが仰ることがあります。
それは、「私の英語力ではとてもそんな起業なんて…」というものです。
私から見ると、「いやいや、今すぐ英語コーチになれるでしょ」という方ばかりなのですが!笑
そこで皆さんに質問です!
「英語コーチとして起業するために必要な英語力はどのくらいだと思いますか?」
答えは・・・
「TOEIC700点以上です!」
「え、そのくらいでいいの?!」と思った人も多いと思います。
「いや、自分はTOEIC800あるけど、もっと英語が上手い人はたくさんいるし…」と思った人もいるでしょう。
わかります!!!笑
でも、起業して成功するか、世の中に求められているか、は、実は「英語力の高さ」ではないんですよ…
そして、英語分野での起業の最低ラインが「TOEIC700」だと思ってもらえたらいいと思います。
ここで私自身の経験をお話ししたいと思います。
私自身が、英語コーチとして起業しようと思った時、英語コーチの経験はもちろん、英語を教えた経験がなかったので、まずは英語コーチの経験を積もうと思い、英語コーチングスクールに何社か勤務しました。
その時の、募集要項に書いてあった英語力ですが、正直スクールによりばらつきがありました。
平均で、TOEIC850点以上。一番高かった会社がTOEIC950点以上。
そして、一番低かった会社が「TOEIC750点以上」でした!
つまり、TOEIC750点以上ある人は、いますぐ英語コーチングスクールで副業できる可能性があります!(本当です!)
「業務委託」の形でやる場合、副業で1日1~2時間で空いてる時間でできる会社もあります。
意外な人も多いのではないでしょうか?
実際、私自身も意外だと思いました!
続いて、もう一つ質問です。
「最後にご紹介したTOEIC750 点以上で英語コーチとして勤務できる会社、実際にクライアントさんを担当する数は、TOEIC900点台の先生と、TOEIC700点台の先生、どちらが多かったと思いますか?」
ちなみに、この会社は【TOEIC専門の英語コーチングスクール】です。
正解は・・・
TOEIC700点台の先生です!
これ、意外じゃないですか?
少なくとも、当時の私は納得がいかなかった記憶があります笑
でも、実際に、私がそのスクールで勤務し始めたばかりの頃、TOEIC900点台の先生より、700点台の先生の方が、多くの受講生を担当していたのです。
どうしてだと思いますか?
後から知ったことですが、その会社では、TOEIC500点以下の方は、700点台のコーチに優先的にアサインすることになっていたようです。
そして、900点台のコーチにアサインされるのは、600点台の受講生さん達だったようです。
理由は、TOEIC300~400点台の人の悩みは、700点台のコーチの方が理解できるから、ではないかと思います。
想像してみてほしいのですが、あなた自身が英語コーチをお願いしたいと思った場合、「英語力はもともと苦手でコンプレックスだったけど、勉強して海外に留学して仕事で流暢に英語を使いこなした経験がある」という先生と、「生まれたときから海外に住んでいて英語に苦労した経験がなく、英語は日本語と同じくらい使いこなせる」という先生、どちらから習いたいですか?
目的にもよるとは思いますが、恐らく前者の先生を選ぶ方が多いのではないかと思います。
結局、自分が苦労したことがないことについて、本当の意味で相手の悩みや苦労を理解するのは難しいと思います。
この点、TOEIC700点台のコーチには、TOEIC900点台のコーチが持ってない「優位性」があるのです。
言い換えれば、英語が苦手だった人、苦労して習得した人ほど、そのあなた自身の克服した経験が、何よりも強い「売り」になるのです。
納得いただけたでしょうか?
なので、最強なのは、【TOEIC300~400点台から、TOEIC990点満点を取った人】です!
有名なTOEIC本著者の先生方にこういう方が多いのも納得ですよね。
とは言え、「まだTOEIC700ない」という人は、まずはTOEIC700を取りましょう!
逆に現在TOEIC300点~400点台なのであれば、将来的に「英語が苦手な人」「英語初心者さん」というクライアントさんにとっては、魅力的な先生になれるはずです。
つまり、起業においては、かつてのコンプレックスこそ最大の可能性ある分野です。
最後までお読みいただきありがとうございます!
参考になれば幸いです。
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