短歌001

たんか 【短歌】

(1)和歌の一体で、最も普通の歌体。五七五七七の五句三一音を原則とする。起原はよくわからず、諸説あるが、万葉時代には既に確立し、長歌・旋頭歌(せどうか)などのすたれた平安時代以降は、和歌といえば短歌をさすに至った。みじかうた。みそひともじ

だ、そうな

短歌1.01

散る桜
何を憂いし
我が心
君への想い
紡ぐ花びら


短歌2.01

舞い散るは
届かぬ想い
重ねては
桜の如く
一花咲かす

短歌3.01

紡ぐ歌
人には聞けぬ
独り言
何を隠すは
秘めたる想い

短歌4.01

空きっ腹
寝起きに飲みし
コーヒーを
痛い胃のまま
想い馳せるる


短歌5.01

美しい
想い乗せるる
恋の歌
君への想い
現に馳せる

短歌6.02

暁の(あかつきの)
二つ名受けし(ふたつなうけし)
武士の(もののふの)
想いを馳せし(おもいをはせし)
戦場の唄(いくさばのうた)

短歌7.01

血の匂い(ちのにおい)
嗅ぎし現の(かぎしうつつの)
夢を見し(ゆめをみし)
心躍るは(こころおどるは)
我が身の性よ(わがみのさがよ)

短歌8.01

水面には(みなもには)
心写りし(こころうつりし)
彼の想い(かのおもい)
確かに写る(たしかにうつる)
想いと思い(おもいとおもい)

短歌9.01

人の世で(ひとのよで)
夢と現が(ゆめとうつつが)
交わるる(まじわるる)
現の定め(うつつのさだめ)
夢の戯言(ゆめのざれごと)


短歌10.01

誰想う(だれおもう)
黄昏の君(たそがれのきみ)
誰想う(だれおもう)
暁の我(あかつきのわれ)
想い果てるる(おもいはてるる)

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