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#これからのメディアを考える 〜企業とお客さまはコンテンツでどうつながる?〜」6/20(木)イベントレポート

「これからのメディアを考える〜企業とお客さまはコンテンツでどうつながる?〜」イベントに参加しました。

到着早々にかわいいのみものたちが待っていました!

*企業がメディアで発信することの意義

プロダクトだけではなく、同じ嗜好性をもつひとたちをコミュニティにして繋げていきたかった。そこで作り手のはなしをしたり、周辺のメッセージを伝えることで価値観を共有する。

一方方向ではなくじっくりコミュニケーションをとる場所としてのオウンドメディアに。

*オウンドメディアの最近の流れ

長く続けていると初期の頃と同じことをやっているのに読まれにくくなり「届かなさ」を感じる場面が増えている。時代の変化は激しい。お役立ち情報や興味関心、不安をかりたてるものは即効性があるけれど、本質はなにかと常に問いかけている。

*残るメディア/残らないメディアの違いって?

【よいなと感じるメディアの4つの特徴】
世界観があること
専門性があること
背景(文脈)があること
主語があること

熱量とモチベーション。現場に「思い」がないと続かない。

*人の巻き込み方

当事者不在の会議室、マーケットインから考えるのではなく現場でみつけていく。コアなメッセージがあれば同心円状に応援者や共感者としてのサポータ、ファンへと広がっていく。

発信していく以外にない。

*今のメディアをどう育てていく?

技能やスキルは編集でどうにかできるし大手企業で働くことなどで身につけることができるけれど価値観や世界観はそうはいかない。

大事なのは世界観をもち、共有していくこと。自分たちのプロダクトに誇りをもつ。ものづくりのプライドごとさらけだしていく。

*質疑応答

「大義とマネタイズ、両立にどう取り組んでいますか?」

地方の場合は実業の場をもち周囲に認めてもらうこと、借金を含めたリスクを背負う覚悟をもつことでメッセージが届く。

思想や価値観でつくった関係性に対して「もの(プロダクト)」を介して行動(購入)してもらえるようにする。実体のあるものをつくって経済をまわしていく。

「価値観や思想を大切にしたい一方で数字にもとらわれてしまう」

法人であれば大前提としての文化的投資をよしとする風土があること、そこがないのであれば後からつくっていくのは厳しい。

経営する立場であるなら「鈍感力」として、数字と成果だけにとらわれすぎない。プレイヤーとしてなら地ならしをしてくれる「調整力のあるひと」とペアを組むこと。

「自分たちのよさをうまくみつけられない」

自分たちだけで考えずに誰かにみつけてもらう。リアルイベントなどで実際に会い、外のひとに言語化してもらう。

とあるコンテンツをつくったときに作り手から「ありがとう!」と感謝されたことを社内で共有し好事例を横展開できるようになった。反響があったことでよさに気付けることもある。

*参加してみて・・・


濃く、深いコミュニケーション、につきるなと感じました。

自分(たち)のメディアを立ち上げることで、恣意(しい)的な切り取られかたをせずに自分の声をまるごと伝えていける。

大事なひとたちにどう向き合っていきたいか。

なにを届けていきたいか。

関係づくりとしてのオウンドメディアなんだとおもいました。

平山高敏さん、徳谷柿次郎さん、鳥井弘文さん。そしてキリンビールの皆さま、note(ピースオブケイク)の運営のご担当者さま。すばらしい時間をほんとうにほんとうにありがとうございます。

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Asako Yamada(山田 麻子)
トリスと金麦と一人娘(2023 春から大学生になり、巣立ちます)をこよなく愛する48歳。ぜひどこかで一緒に飲みたいですね。

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