今月読んだ本 2022年3月
年間100冊本を読んでいます。その中でのオススメ本を紹介します。
「何かイイ本ないかなぁ」と探しているどなたかの参考になれば幸いです。
『AIに負けない子どもたちを育てる』新井紀子
以前『AIvs.教科書の読めない子どもたち』を読んで、AI時代を子どもには読解力が大事だと知り、その実践方法が書かれているため、手に取りました。
「体験版リーディングスキルテスト」では惨敗・・・。自分自身に読解力が足りていないことに気が付きました。読書好きと読解力の高さは関係ないと言います。日々いかに文章を読み流し、理解しないままに過ごしているかに気が付きました。
今年1番読んで良かった本です。自分自身の読解力を上げつつ、子どもの読解力を育てる関わりをしたいと思いました。
『エフォートレス思考 最小化して成果を最大化する』グレッグ・マキューン
『エッセンシャル思考』が良かったので第2弾であるこちらの著書を選択。
エフォートレス思考は「どうしたらもっと楽になるだろう」からはじまっていて、生活の一部をより良くできる方法が詰まっています。シンプルな本の構成で、すぐにやろうと思うことが見つかります。
『7つの習慣』の大きな石理論や『スタンフォード式最高の睡眠』で読んだ良質な睡眠をとる方法など、過去の読書体験ともつながり、納得感の高い1冊でした。
『自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」』荒木博行
Voicyでパーソナリティをされている荒木マスターの著書。日々本に向き合っているマスターの読書への想いが詰まっています。
「まあ、読書法はケースバイケースですね」
マスターが読書について聞かれている回答だそう。
読書方法に正解はないものの、読書による問いの立て方、答えの探し方、自分の世界の広げ方などをわかりやすく伝えてくれます。
わたしはこんな風に読書したいなぁと思えれば、この本の意義に少し近づいているのだと思いました。
おまけ
ここからはおまけとしてビジネス本以外を紹介します。小説は好みが分かれる分野だと思うので、「そうなんだぁ」程度にご覧いただければと思います。
『モモ』ミヒャエル・エンデ
『モモ』は児童書でありながら、大人のファンも多いようです。
何度か読み返している作品で、日々流れていく時間について、止まって考えさせてくれます。いつ読んでも古さがなく、「自分にとっての時間とは?」という問いを立てるきっかけになります。
子どもが小学生高学年になったら読んで欲しいと思っています。
『きたきた捕物帖』宮部みゆき
高校の課題図書で『理由』を読んで以来、ずっと宮部さんのファンです。時代物の小説も好きです。
1話目はフグの毒に当たって亡くなる親方の話から始まります。江戸と現代、時代は大きく変化し、便利になっているけれど、命の尊さや人のこころの動きなど人間の本質は変わらないのだと気づかされます。
シリーズ化されるとのことですので次作への期待も高まります。
最後までお読みいただき、ありがとうごいました!!
いかがでしたでしょうか?
「本が読みたいな」という気持ちをそっと後押し出来ていたら嬉しいです。
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