今月読んだ本 2022年2月
年間100冊本を読んでいます。その中でのオススメ本を紹介します。
「何かイイ本ないかなぁ」と探しているどなたかの参考になれば幸いです。
『アドラー心理学入門』岸見一郎
著書が共著で書かれた『嫌われる勇気』を読んでアドラーに興味を持ったまま、積読されていました。『嫌われる勇気』を読んだのは2014年、なんと8年間も温まっていました。
当時は、結婚しておらず、子どももおらず、アドラーの考え方が子育てに効くという発想はありませんでした。
例えば、子どもに「勉強しなさい」と言ってはいませんか?勉強しないことは子どもの問題であり、自分の問題ではありません。自分の問題と子どもの問題を分けて考える、「課題の分離」など、子育てに効く考え方が書かれています。
子育てや人間関係に悩んだらまた読み返そうと思います。子育てしている方にオススメします。
『WORK 価値ある人材こそ生き残る』moto
『転職と副業のかけ算』を読んで思考のプロセスがわかりやすいと思い、2冊目を読んでみることにしました。
読んだ印象は真っ当なことが書かれているというものでした。頭でわかっているとできているのには大きな差があります。
「会社をATMと思うな」、「自分の成長を働く理由にしない」など、ドキッと思わせるワードがありました。自分の成長だけを考えるのではなく、自分の持つスキルを使って会社に成果をもたらすことで、仕事から選ばれるビジネスパーソンになる、これが大事な考えです。会社と自分と社会との関係を見直すきっかけになりました。
新入社員に読んでもらいたい1冊です。
『子どもが教育を選ぶ時代へ』野本響子
自分が受けた教育は30年前の教育
この言葉と聞いてハッとしました。公立学校は変わっていないと聞きますが、教育は大きく変わっています。自分自身は従来型の教育で問題なかった(テストの点数は取れていた)のですが、子どもはそうでないかもしれません。本書で書かれていたのは「子どもが納得しているかが大事」ということ。子どもの特性をよく観察しながら環境を整えてあげることが親ができることなのだと思いました。
野本さんの「日本人はやめる練習が足りていない」もオススメです。またnoteやVoicyでも発信されていますので教育トレンドやマレーシア移住に興味がある方はチェックしてみてくださいね。
『お金の向こうに人がいる』田中学
お金のことは数字だけで語られがちですが、そうではないということがわかります。ちょっと小難しい内容ですが、経済の見方が変わります。
とくに印象的だったのは子育てについて書かれていた箇所。
子どもの人数が減ることによって子育ての負担は「社会」では減っているが、「親」も負担は減っていない、わたしもそう感じています。子育ての負担も社会で担うものという考え方が広まれば、子どもに優しい社会になり、やがては子どもも増えていくのではと考えました。
おまけ
ここからはおまけとしてビジネス本以外を紹介します。小説やエッセイは好みが分かれる分野だと思うので、「そうなんだぁ」程度にご覧いただければと思います。
『命の車窓から』星野源
シンガーソングライターであり、俳優であり、著者でもあり、マルチに活躍されている星野源さんのエッセイです。
人間味溢れる、クスっと笑ってしまうストーリーにほっこりしました。人生の養分になる本も好きですが、心の養分になる本も好きです。
最後までお読みいただき、ありがとうごいました!!
いかがでしたでしょうか?
「本が読みたいな」という気持ちをそっと後押し出来ていたら嬉しいです。
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