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わたしを苦しめた”アダルトチルドレン”
”アダルトチルドレン(Adult Children)”って耳にしたことありますか?
アダルトチルドレンを”AC”と略して綴っていきますね。
私が”繊細さん”と表現する中にはこのACが含まれています。
ACとは。。。
子どもの頃に十分に心理的安心安全な家庭環境や育ち方に恵まれず(機能不全家族)、大人になってからもその影響が残っている人を指します。
この言葉は元々、アルコール依存症の家庭で育った人々に関連して使われてましたが、現在ではさまざまな家庭環境で育った人に使われています。
アダルトチルドレンの特徴
ACには、以下のような特徴や傾向が見られることがあります。
①自己否定感が強い
自分には価値がないと思いやすく、他人の評価に過敏になることがあります。
②人間関係の困難
人との距離感を適切に保つのが難しかったり、過剰に相手に依存したり、逆に他人を避けたりすることがあります。
③感情の抑圧
自分の感情を素直に表現するのが苦手で、無意識に感情を抑え込んでしまう傾向があります。
④完璧主義や過剰な責任感
自分に厳しく、他人を喜ばせるために頑張りすぎることがあります。
⑤安心感の欠如
幼少期に安定した愛情を受けられなかったため、不安や孤独を感じやすい傾向があります。
原因となる家庭環境
ACは、必ずしも「問題がある家庭」で育った場合だけではありませんが、次のような状況が影響するとされています。
親がアルコール依存症や薬物依存症だった。
家庭内で暴力や虐待があった。
過剰に厳しい、または過干渉な育てられ方をした。
親が感情的に不安定で、子どもが親を支える役割を担った(親の「親」になった)。
子どもの気持ちや個性が尊重されず、否定された経験が多かった。
家庭環境は閉鎖的な空間で、幼い子供にとっては逃げ場がなく、そして
外からも気づいてもらいにくい。助けを求めることが難しい。
ちなみに、わたしが育った家庭環境はこのすべてが当てはまっています。
アダルトチルドレンを乗り越えるために
ACの影響を克服するためには、次のような取り組みが有効とされています。実際に、わたしはコレで乗り越えました。
自分の感情を受け入れる
過去の体験に向き合い、自分の感情や思いを認めることが第一歩です。専門家の助けを借りる
カウンセリングやセラピーを通じて、問題を整理し、自己理解を深めることが役立ちます。信頼できる人間関係を築く
安心できる人とのつながりを持ち、自分を受け入れてくれる環境に身を置くことが重要です。自分を大切にする習慣を持つ
無理をせず、自分のペースで自己成長を目指すことが大切です。
アダルトチルドレンという概念は、自己を理解し、癒しを進めるためのヒントを与えてくれるものです。ただし、「ラベル」として自分や他者を固定的に捉えすぎないことも重要です。
☘️最後に☘️
わたしが表現する「繊細さん」にはACが含まれています。
そして、わたしの生きづらさの中で多くを占めるのがこのACの影響だと思っています。ですが、周りにそれを話したことはございません。
むしろ、話したくないという気持ちが強かった。
でもね、ACで苦しんでいるあなたの力になれるのなら、自分の経験をお伝えしたい。
そう思えるようになったのも、自分と向き合い、自分を認めることができたからです。
ただし、自分と向き合うって時にはとっても苦しいの。
そんな時こそ、人を頼っていいんですよ。
大丈夫!一緒に乗り越えていきましょう🕊️
あなたは何も悪くないんだよ☘️