そんなとこ気付く??
点つなぎ
お手本があって、
それを見たまんま、見た通りに書き写す
という
作業能力を高めるプリント教材
毎日継続的にやっている子もいれば、
本当にやるべき子に限って
毎日やってなかったりするわけだが、
昨日、
毎日やっているある子からこんなことを言われた。
「先生~、点つなぎの点々なんか細かくなってない??」
え?
何それ、どーゆーこと?知らない…
どれどれ…………………、
ホンマや!!!!!
縦は、4 → 6 に
横は、8 → 11 に
点々の数が増えているではないか!!
毎日プリントを用意している私も
すでにこのプリントを通過していった他の子も
気付かなかった、気にも留めなかった
この変化
これを "変化" として
捉え、
気付き、
言葉にして伝える
「よく見て、生きてるな~」と、
素直に感心してしまったワケである。
この場合の 見る は、
見る よりも
視る や、
観る と、
表すのが適切なのかもしれない。
モノをちゃんと意識的に目で捉える
これが
モノを ”見る”力
点つなぎで養われる力のうちのひとつである。
虫を捕まえるとき、
虫取り網この能力を
虫のいる方向にちゃんと向けるように、
情報をキャッチするとき、
目を
その情報のある方向にちゃんと意識的に向ける。
子どもが賢くなるうえで大切な能力、
モノを ”見る”力 。
我が子は、
虫を捕まえられているだろうか?
そもそも虫を捕まえる気があるだろうか?
捕まえた虫の数だけ、我が子は賢くなる。
頭のてっぺんに虫取り網がついている我が子の姿を
想像してみてほしい。