音読のできる子は、学力の高い子

昨日の続き


昨日の記事にあるように

音読によって育まれる力は、
話す力」と「読む力




その中でも今回取り上げるのは
後者「読む力」のほう。





音読とはこうやって読むものなんだ

つまり
文章の「読み方」の具体的な正解を示すことで、


読む力」の向上を図っていきたい。






「読む力」の向上 = 読解力、学力の向上


読み方」の具体的な正解を示す前に、

読む力」を向上させることにどんな意味があるのか?


軽く語っておく。






今時点の日本において 学力 というものは、

紙に書かれた文章を読んで、問題を解く

ペーパーテストのかたちで測られることが一般的である。





子どもと会話していても
「この子、賢いな~」と思う子はいる。


ちなみに、ここでの「賢い」とは、
自分の思い・考えを自分の言葉表現できる子

頭の中であれやこれやと考えを巡らせ
その考えを豊富な語彙で他者に伝えられる子 という意味である。




だが、
いくら頭の中であれやこれや考え、話のできる
「賢い子」であっても、


ペーパーテストで得点を取らないと、
学力 という面では評価されにくいのが現状としてある。





先にも書いた通り

学力 の評価手段として欠かせないペーパーテストは、
紙に書かれた文章を読んで、問題を解く ことができると、
得点につながる。




文章を読んで、問題を解く


読んで、解く 力


つまり 読解力 が、
学力 に直結する力であることは言うまでもない。




そして
読解力
、読んで字のごとく、

読み解く力
= 文章を読んで、その意味を理解する力 の向上のためには、


何よりもまず
文章を読む 必要がある。

文章を読むことが出来てはじめて、
その文章の内容を理解することができる。



文章を「読む力」がついてはじめて、
その文章の意味を「理解する」 ことが出来るようになり、


読む力」のある子に
理解する力」が身についてようやく、


読解力向上、ひいては全体の学力向上が見込まれるのである。





文章を「読む力」を伸ばすことは、
読解力up、全体の学力up につながる。


だから音読を通して、
読む力」を育むことが大切なのである。






そして
音読を通して「読む力」を伸ばすためには、

ちゃんとした文章の「読み方」の正解、
音読の3原則がある。




これが、
音読の3原則だ。

「ハキハキ、スラスラ、正確に」


次回、
ハキハキ」とは?
スラスラ」とは?
正確に」とは?


音読
における
それぞれの具体的な正解を示していく。


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