当たり前だけを繰り返すと

当たり前だけを
基礎基本だけを徹底して反復、継続すると

人はどうなるか?




毎月子どもたちが、自分自身で立てている
○月の目標


ある子が
引き算のひっ算をがんばりたい』と、書いてきた。


小学校で習ったのだろう


ただ、見ている限り

1ケター1ケタ
2ケター1ケタ の

くり下がりのない引き算
くり下がりのある引き算
が、まだまだ……

という状況。




なのでひとまず、

「くり下がりのない引き算、くり下がりのある引き算
○秒以内でできるようになったらね~。」と、

条件を提示し、


本人にとっては
さぞ当たり前にできると思い込んでいる基礎基本

くり下がりのない引き算
くり下がりのある引き算

から始めることにした。




当たり前にできると思って
やり始めた引き算

だが、届かぬ設定タイム


そのうち
最初に自ら立てた目標も忘れて
ひたすらに反復、継続


けれども
なかなか届かぬ設定タイム


まだまだ
反復、継続


そしてようやく
努力の末に成し遂げた
設定タイム突破…




その先にあったのは…、





空いたスペースに自ら
引き算のひっ算の問題を作って解く姿だった。







当たり前だけを
基礎基本だけを徹底して反復、継続すると



人には

より難しいことへ
より高みへ

渇望が生まれる。



そして
その渇望をいやすために


人は自ら歩みを進め始める。







自らの足で歩んでいくためには、

安心・安全
圧倒的な土台を

自らの手で作り出すことが大切。





盛っては上からギュッと、また盛ってはギュッと…を
繰り返して作り出す砂の台地


その台地が
ガッチガチに固まって、
安心・安全圧倒的な土台になってはじめて


土台の上へ、より高みへ
自らの意志で歩みを進め始めることができる。






乳幼児期の子どもだって同様

母親という存在を安心・安全な場所、
安全基地」だと自ら思えてはじめて

外の世界へ自ら歩み始める。






子どもの自学力を育むためには、

基礎基本
ひたすらに反復、継続

これである。






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