『フレッチ/死体のいる迷路』を観ました@Netflix
古くは、チェビー・チェイス主演のコメディミステリーとして人気があったようです。
そのリメイク作品でした。
主演のジョン・ハムは海外ドラマ「Mad men」を観てから好きな俳優です。
そのジョン・ハムの活躍を通じて、コメディとミステリーの要素を織り交ぜ探偵としての冒険に観客を引き込んでくれます。
映画のプロットは、ユニークでトリッキーな謎解きに満ちていて、事件を追求する過程が観客を飽きさせません。ジョン・ハムのキャラクターが奇抜な状況に巻き込まれるたびに、その冷静な反応とコミカルなセリフにクスッと笑いを誘います。
スタイリッシュなものかと思えば、少しボーッとしてるようで常に先読みをしていて人を喰ったような主人公。
特に刑事を煙に巻くような態度には刑事側に立つとイラッとさせる。
飄々としたフレッチは常にこんな感じで生きているのだろうと充分に思わせてくれる。
映画が進むにつれ、クセの強い変わった人物が次々出てくるが、フレッチの方が結局上回って強烈な個性は保たれたまま。
ここまでくると、まともで真面目に取り組んでくいてくれる我々観客と同じような人物は誰か?を探そうとしてしまう。
「Mad men」のジョン・スラッテリーが共演してるのが嬉しいねぇ。
これをわかってくれる人がいると、さらに嬉しい。
コメディ映画ならではの最後はスカッとする結末。
気晴らしに観るのに良い映画だと思いますよ。
⚫️東川哲也 official web site
http://asone-labo.com