『インビジブル・ウィットネス見えない目撃者』を観ました@TVシネマクラブ
透明人間の話し?
それもB級映画?面白おかしく観る用なのか?
と、タイトルだけですでに決めつけが激しい私。
これはうっかり観るようなモノではなかった。
最初から目を離さずに、何が行われているのか、誰が何を言うのか、
“刮目せよ”とは言わないが、楽しむためにはしっかりと観た方がいい。
事件か事故か、その再現を証言を元に観客は見せられる。
証言が元だったり、想像での表現を見せられたり、観客は大慌てである。
頭フル回転。
しっかりついてこいよ!と言わんばかりの振り回し方。
誰がいい奴?誰がどっち側?
それも揺さぶられる。
心理戦。
ね。気軽に観たらあん奴でしょ?
B級って気軽に観れるやん?ちゃうヤツやった。
「殺人容疑を掛けられた実業家のドリアの前に、今まで裁判に負けたことがないすご腕の弁護士フェラーラが現れる。この状況を覆すのは困難だと思われたが、彼女は無実にすることができると宣言し、ドリアに事件の真相を告白させる。」
ドリアが弁護士フェラーラに、事件の経緯を説明していくという回想形式になって、2人だけの会話で物語が展開していきます。
そんな対話劇を中心とした室内劇で退屈になるのかなと思いきや、
回想が映像で描かれているため、なにが真実なのかとグイグイひきつけられます。
ドリアと愛人ラウラの乗った車が、対向車とぶつかりそうになって事故を起こし、浮気がバレないようにあれこれ工作するという序盤は、なんだかよくありそうなストーリーかと思いきや、じつはまったくそうではなかった!
回想映像も目が離せないが、室内でのフェラーラとの会話も見逃せません。
しっかり見る事で、面白さが増し増しですよ。
ラウラ役も綺麗なので見応えあります。
裏を書かれて、いい意味で久々の裏切りで面白い映画に出会った。
⚫️東川哲也 official web site
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