『悪しき男の10日間』を観ました@Netflix
「善き男の10日間」の続編、第二段ですね。
続けての鑑賞です。
面白いぞ!なかなか面白いぞ。
やはり、原作があり登場人物のキャラクターがそれぞれ際立っていると
面白くみれるものなのかも知れません。
なんか、96時間シリーズのように(10日間)とリミットがあるからか
スピード感がある。
前回からのキャストも多く、名前を覚える必要も無く
そこんとこ理解も早く、嬉しい。
主人公は元弁護士で今は探偵のような事をしてる。
そして、モデリングが毎回ある。
前回はフィリップ・マーロウ。
今回は刑事コロンボ。
独り言も多く、前回はフィリップならこうしただろう、、なんて呟いてた。今回だと、コロンボならどうする?ってな感じ。
でもって、アディル、モテるんだよねぇ。
アディルって名は、今回から使ってる。本名はサディクのままね。
一見情けないおじさんに見える。
ただし、依頼に対して身体を張る、知恵を出す。
ヤケになってるようでは無いけど、死の恐怖が無いのか脅されても屁とも思わない。
女にもおじさんにもモテる。
冒頭、車の大事故から始まる。
アディルの生死は?ってとこから。
そこから、またお決まりの(巻き込まれ)。
依頼はやらざるを得ない。心理戦も始まっている。
さあ、アディルどう戦う?どう攻める?
テンポ良く、進んでいく。
監督、編集も優れているよね。
終始ニット帽を深く被るアディル
なんか私の好きなジョージ・クルーニーに見えたりもする
目が印象的なのかな。
目といえばゼイネルの青い目が綺麗だったなぁ。
ハゲのおじさんだけど。
この10日間で決着をつけるアディル。
この何年かのんびりとして暮らしてたろうに、どうしてこうも頭が働くのか?
元弁護士というアディ、司法試験で短期間に相当頭を使って挑んだ経験が活きてるのか?と考えてしまう。
そこらのチンピラ相手だと、お茶の子さいさいか。
今回も進捗がわかる何日目、と。
画面のどこにどうやって表記されるかが、もう楽しみになってる。
デザインセンスを感じながら。
女子高生プナールが今回は出番が多い。
少し、大人びてる。幼さと色っぽさを持ち合わせてる絶妙な女優さん。
魅力的です。目が離せない。
アディルが探偵としてして解明していくの内容は少しわかりにくいなぁ
まあ、そこはサラッと流してみましょうか。
終わりよければすべてよし。
全体に楽しく観れました。
こういったの好きですね。
三部作だが、予告はあった。
『10 days of a curious man』邦題は「好奇心旺盛な男の10日間」になるのかな?
いつ公開かわからない。
楽しみに待つしかないか。
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