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『ザ・シークレットマン』を観ました
FBI、フーヴァーの下で働くマーク・フェルトの実話を元にした映画。
主演はリーアム・ニーソン。好きだわぁ。
冒頭にまたまた言うが、邦題が、、。
気に食わんね。「マーク・フェルト/FBI副長官」とかでええやん。
ウォーターゲート事件をFBI側から描いていて、知らなかったこと満載。
前回観た「ペンタゴンペーパーズ」からの続きのようでもあり、
「大統領の陰謀」を観た時の衝撃を別の視点で楽しめた。
FBIを我が物顔で使っていたフーヴァーは多少やり過ぎ感があった。
50年もの間牛耳ってきて、大統領でさえ介入できない様になっていた。
それは、政治家のありとあらゆるスキャンダルを握っていた。
それを利用して、裏で操っていた。
そんなフーヴァーの元で実直に働いていたのがマーク。
実務は彼が回していた。
正義を貫くマークはFBI内で信頼も厚く、局長になるものと周囲は思っていた。
しかし、ニクソンの息のかかった司法省から代理を任命してきた。
そんな最中に起きた、民主党本部のウォーターゲートビルに不法侵入が。
調べると盗聴器をしかけるところだった。誰がそれを指示したのか?
操作を進めていくと「大統領では?」という疑惑が。
代理局長から妨害される。
正義の人、マークはリークすることに。
リーアム・ニーソンの演技が素晴らしかった。
孤立無援で戦うマークの葛藤、苦悩を上手く表現されて、とても入り込んで観ていた。
今のFBIがこうやって出来上がったのだな。
という思いにもなり。背景、成り立ちがわかりとても面白かった。
でもって、「大統領の陰謀」に続く。とめちゃ面白いなぁ。
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