「お金について:仮想通貨.不死鳥の解読」
はじめに
本件は三年前にアップしました動画「Virtual currency / 仮想通貨」のDecodeについての解説記事です。
この動画について多くの質問が寄せられましたが、これまで語ることはありませんでした。理由はいくつかありますが、最たる理由としまして、仮想通貨の銘柄はある意味において宗教の御神体と一緒だからです。ひとたび「こうだ」と決めつけて、己の資金を投入したなら、例え後から間違っていたと気づいても受け入れられず、争いが生じます。
また、適当な象徴解釈を行っているエンタメ陰謀論者にパクられて、本質が埋もれてしまうことも憂慮しまして、これまで黙っておりました。
しかしながら、もうみなさんも実感している通り、そろそろ移り変わろうとしています。ゆえに、魔女からの最後の警鐘として本記事を綴るに至りました。
つまり、時期が時期だということです。
わたくしの動画を自分でDecodeし準備していた人にとっては一つの答えに、全く何もわからない人にとっては一つの指針になることでしょう。
基本
これまでに多くの解読を見てまいりましたが、そもそもの基本が外れているのがほとんど。読み取り方が曲がっておりますので象徴が見えるはずがありません。
よくお考えくださいまし。あちらは基本的に自分たちの経典の神話や、経典内の密議を用いて象徴します。よって、読み取るべきは経典内の象徴なのですよ。
また、「Decode of the Matrix」で綴ったように、歴史の背後に隠れてしまった真の歴史の知識も関わってまいります。
したがいまして、経典と歴史と象徴に詳しい者でなければ解けないものです。これがまず基本中の基本ですから、上記の3つが揃っていない者が語る象徴解釈はとても怪しいものであると分かります。
利益相反
もう一つ、適当ブッこいてる人を見分ける基本。それは「利益相反」しているか否かです。象徴を解けていない人は、「何か一つ」と勘違いしております。そのため、自分が投資しているものを広めようとする傾向があります。また、それに伴い、ライバル銘柄を敵対視し、発信者を貶めようとすることもしばしば。
仮想通貨の情報提供を行っている人々は、大抵の場合「口座開設」を促します。これは単純に、その人経由で口座を開設した場合、取引所からその人へ謝礼金が発生します。酷い人の場合、自分は一切取引をしていないのに、取引をして儲けているように見せかけて情報発信し信用させ、口座開設で利益をあげていることもございます。
とても簡潔に述べれば、利益が生じるからいい人ぶって「みなさんのため」と情報発信している人のことです。情報発信者が利益相反していないかしっかり見極めましょう。
人間を見極めるときは「行動」を見るのが一番。どんなに良いことを口で言っていても、利益を求める行動は隠せません。本質はそちらですから。
では注意事項は述べましたので、本題のDecodeへと移ります。Decode of the Phoenix!
Decode of the Phoenix
・時期
1988年に発行されたエコノミストの表紙。この表紙が示す時期は不死鳥の足元が示す通り。円・ドル・ユーロが激しく燃え、基軸通貨が終焉する時。つい数年前まで、そんなことを言ったらキチ○イ扱いでしたが、昨今の株価や世界の経済を見ていると、顕現化するのは時間の問題ですね。
・象徴
最も注意を引くのは不死鳥の首に下げられたコイン。ここにほとんどの象徴が詰まっていると言っても過言ではないほど重要な意味が込められております。では象徴を拾ってみましょう。
・コイン / 貨幣
・TEN / 10
・Phoenix / 不死鳥
・φ / ファイまたはフィー
・2018年
「そんなの知ってるよ〜」という声が聞こえてきそうですが、あなたには本当に見えていますか?これらの象徴の深淵が。
では深いところへ潜ってゆきましょう。
・貨幣とΦ
象徴を前述のように抜き出し並べると、すぐに一つのコインが思い浮かびます。象徴を探求している者が「貨幣」「Φ」ですぐに思い浮かぶもの。それは「デナリ」です。なぜなら聖書に登場するから。以下に該当箇所を引用します。
聖書は旧約・新約合わせた全66巻で、上記の引用はヨハネ黙示録6章6節だと言うこともお忘れなく。「6」の特別さについては『ヨハネ黙示録 完全解読」 第二章』を参照して下さい。
言い方を変えれば、「デナリ」は「聖書の世界の通貨単位」と言えます。
では、現実の歴史ではどうでしょう?世界の貨幣の語源を見てみましょう。
アラブのディナール
イギリスのペニーの略記「d」
フランスのドゥエニ
セルビアのディナール
イタリア語のデナロ
スペイン語のデネロ
ポルトガル語のデネイロ
スロベニア語のデナー
カタルーニャ語のディナー
聖書の通貨「デナリ」に似た語感が全てにありますよね?イギリスに至っては、呼び名すら違うのに記号として「d」が残っています。ではこれらの元は何でしょう?
「デナリウス」は、共和政ローマ時代の紀元前211年ごろ、第二次ポエニ戦争の最中に造幣され始めた貨幣です。
ここで出てきたポエニ戦争は、ローマとカルタゴの戦い。そして、カルタゴはフェニキアの植民都市。ゆえに図式は「ローマ対フェニキア」の戦い。
この戦いにおいてローマ軍を恐怖の坩堝に叩き落としたカルタゴの将軍は「ハンニバル・バルカ」。彼はイタリア半島の大部分を侵略し、多大な損害と恐怖をローマ軍に与えました。そのことから、第二次ポエニ戦争の別名は「ハンニバル戦争」であり、「フェニキアの将軍の名前が付けられた戦争」です。
ローマが建築家で、エグザイルがフェニキアですから、次の世界の通貨の象徴に自分たちの歴史の象徴を用いることは至極当然と言えます。
もう一つ。結局のところローマ対カルタゴの戦いは、ローマが勝利しました。当時のフェニキアに対するローマ人の憎しみは凄まじかったらしく、フェニキア人の土地には塩を撒き、不毛の大地にするほど追い込んだと言われています。そして、その後フェニキア人は徐々に歴史から姿を消してゆきます。自ら消したのか消されたのかは定かではありませんが、、、
そんなフェニキアを古代ギリシア語で書くと以下のようになります。
頭文字は「Φ」です。「Phoenicia / フェニキア」の「Ph」に該当する古代ギリシア語が「Φ」だからです。
・10で1
前述の「デナリウス」の語義は「10個1組」です。これは、10アスで1デナリウスだったから。
カバリストが「10 / 1」で真っ先に連想するものはセフィロトです。セフィロトで「ケテル / 1」は、一つの完結であり、複雑な初級「マルクト / 10」となり、この世の理「繰り返し・時間・周期性」を示します。
また、「10個1組」「10 / 1」を象徴的にみたなら「101 / 門」です。新たな貨幣の世界への扉。
仮想通貨の扉を開いた張本人サトシ・ナカモトは、謎多き本「Wave and Ripple」を出版しています。この本の丁度中心のページには以下のように5つの波でXが描かれています。RippleでXです。
これらの象徴をまとめると、一つのアルファベット兼シンボルが浮かび上がります。全てを繋ぐたった一つのもの。あなたはもう何度もその象徴を目にしているはずです。それは、、、
「X」です。ローマ数字の「10」は「X」であり、象徴的に「X」は「蘇るオシリス」です。
オシリス自体も復活を示しますし、オシリスの使いのベンヌは死して復活する鳥フェニックスの元です。なぜなら、ベンヌのフェニキアでの呼び名が「フェニックス」だからです。
「コイン / 貨幣」、「TEN / 10」、「Phoenix / 不死鳥」、「φ / ファイ」の象徴を読み解いて得られた結果は「X」です。次は「X」を念頭に、コインに描かれている残りの象徴「2018」を読み解いてゆきます。ここで一つの銘柄がはっきりと浮かび上がります。
・2018
当初、2018と明確に記されていたことから、2018年に金融崩壊が起こるのでは?と言われておりましたが、何事もなく過ぎ去りました。ただ、仮想通貨業界だけは違いました。とんでもなく上がり億り人になった人や、税金の仕組みを理解せず動かし莫大な税金を背負った人など、プラスにもマイナスにも大きく動いた年でした。
そんな中、2018年1月1日にキッチリ上がってすぐに下がった銘柄があります。ローマ数字の10を示す「X」が頭文字についた銘柄。
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