爆音でクラシックを聴くという話。
とある日曜日に車で自宅に帰る途中の話。
時刻は21時頃で、小雨が降りワイパーを動かすも対向車線の車のヘッドライトで前方が滲むようなときだった。
信号待ちで、一台の白いセダン車が停まった。特にカスタムはしていたいノーマルタイプの車。
なんで印象に残っているかというと、外にダダ漏れるほどの音量で音楽を流している。
車の中で音漏れするほどのピアノの音。しかも、激しいヒップホップやレゲエではなく、クラシックだ。
曲調も穏やかであるが、ただ爆音。
例えるなら、2リットル入りのブラックコーヒーを一瞬でがぶ飲みするとか、晴れの日に長靴履いてでかけるとか、そんなとこか。
要するになにか用途が違う気がするということ。
まあ、他人に迷惑をかけていなければいいが本質と違うことをしている人をみると気になってしまう。
どうしてそうなったのか、どういう感覚なのか。
そういう経験はないだろうか。