多くの人が勘違いしている成長曲線

何かを習得する、成長していく過程において、ほとんどの人は"直線的に"良くなっていくはずだと思い込んでしまっています。

これは良くある勘違いで、成長や適応というのは"非線形的"に(良くなったり悪くなったりしながら)起こっていきます。

これを理解していないと、ある時突然成長が止まったり、むしろ以前より状態が悪くなった時に、これまで積み上げてきたものに対する不信感が湧いてきたりそこでこれまでの頑張りを辞めてしまったりしてしまうことが多々あります。

一時的に落ち込んだ時に踏ん張れないと、その後必ず起こるブレイクスルーを経験出来ずに、また０からのスタートを繰り返してしまうことになります。

もちろん明らかに間違ったことをしていた場合、今みで積み上げてきたのものを捨てたり方向転換をすることは必要ですが、何かを得るためには苦しい時期を乗り越える覚悟や辛抱が必要なのです。

しかもそれは必ず一度ではなく何度も訪れます。

何事も直線的に良くなることなんてあり得ません。
浮き沈みを繰り返しながら、沈んでいる時こそコツコツ平常心で進んで行ける人が最終的には遠いところまで行けるのです。

これはアスリートのパフォーマンス、身体の不調を抱えている人、仕事のキャリアなど様々ところでとても大切な考えだと思います。

何かを手に入れるためには代償が伴います。
楽な方法なんて存在しません。
様々な困難を受け入れながら前に進んでいきましょう。