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「花束のような恋をした」を見て学んだこと

皆様どうお過ごしでしょうか。
人間、酔ったときに自分の秘めていた思いや本性が現れると思っているアルミ缶の上にある蜜柑です。

そんな私の秘めている思いはきっと「完璧な人間でなければならない」ということだと思っています。
というのも、そこら辺に売っている白ワインを1本30分で空にしたときに「完璧じゃなくてごめん」とガチ泣きしたことがあるからです。

完璧な人間を目指すためにも、感性は失ってはいけないものだと思い、定期的に映画を見るようにしていて、2021年に上映されてから気になっていた「花束のような恋をした」を見たらかなり感情が動いたので、感想と交えてその話をしていきたいと思います。


「花束みたいな恋をした」のあらすじ

この映画のあらすじを全部語ってしまうとかなり長くなってしまうので、私流にあらすじを簡潔に、ネタバレをほぼ含めずに、まとめていきたいと思います。

ざっくりと簡単に説明するとこの映画は、どこにでもありそうな恋愛を描いた作品で、同じようなことが私にも起こるかもしれないし、このnoteを読んでくれているあなたにも起こるかもしれない、ただただ普通の恋愛物語です。

この映画は主人公同士の心の中や何を考えてその行動をしたのかが汲み取りやすくなっていたのが、何よりの面白さだと思います。

好きなものが同じだったことで話すようになり、付き合って、その先を歩んでいく二人の姿は共感や同情、そういうことにもなるかもしれないよね。といった感情を大きく揺るがすものでした。

感情がかなり動く映画だと思った

この映画を見ている時の私は、微笑ましく思い無意識に口角が上がっていたり、先が読めてしまって辛いといった胸を押しつぶされる感情になったり、そうならないでほしいといった願望だったりが、大きく揺れ動きました。

人間にとって感情が動くことって、かなり良いものとされているということを聞いたことがあり、実際にこの映画を見終わった後は「世界ってエモいな」という感覚になりました。

ここまで余韻に浸れる映画はトットちゃん以来で、寝る前に見ていたこともあり、余韻に浸ったまま睡眠をとることができ、心地のいい気分で寝ることが出来ました。

しかし、この映画、上映された当時は「カップルで見ると別れる」と言われていた映画で、見るまでは面白いと言われているのになぜだろう…と思っていて、最後まで見た後にその理由に納得がいきました。

「花束みたいな」の花束を例えるならこんな感じ

あなたはこの花束を見てどう思ったでしょうか。

ピンクやオレンジ、青といった鮮やかな色味の花束ではなく、少しくすんだ色の花束だと私は思いました。
この映画は、この花束のような、恋人と一緒に見るのには向きにくい映画だったのです。

「花束みたいな恋をした」で学んだこと

私がこの映画で学んだことは、パートナーを気遣うこと、大切にすること、一時の感情で動いてはいけないこと、しかしその中でも自分のことを大事にするといった恋愛をすることにおいて、かなり重要なことを改めて学ぶことが出来ました。

仕事ももちろん大事ですが、それと同じくらい大事なことは他にもあって、完璧な人間に近づくための第一歩の映画を見られたような感覚になれる映画でした。

私の思う完璧な人間とは

ここで私の思う完璧な人間の性格を紹介したいと思います。

それは、

仕事はそれなりに出来て、お金を稼ぐことも問題なくできることを前提として、人間としての豊かな感情をもち、人のことも大切にできて、いざという時には周りに助けてくれる人や頼れる人間がいる。

しかし、自分一人でも生きていけるように、自分をしっかりと持っていて、何かを失ってもいつまでも落ち込んでいない、次に進める人間。

だと私は思っています。

結婚生活が問題なくずっと円満に過ごしていける人を完璧だという人や、だれにも頼らず一人で生きていける人間を完璧だという人もいますが、私の思う完璧は「感情をもった一人の人間として、前向きに生きていく事」だと思っています。

まとめ

「花束みたいな恋をした」はとても切なく、私にとって大切な映画の一つとなりました。

私はAmazonプライムで視聴しましたが、Huluなどでも視聴できるみたいなので、気になっている人にぜひ、見てみてほしい映画だと思います。


2024年2月4日、noteを始めて18記事ほどで総ビュー数1000を超えることができ、スキの数も100を超えることが出来ました。

見てくれている人、私のことを初めて知る人に心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。

これからも自分の好きなことや伝えたい事を、書いていくnoteとして運営していこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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