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【中2英語】接続詞that:聖徳太子&弘法大師

自己紹介

聖徳太子: こんにちは、皆さん。私は聖徳太子です。昔の日本で政治をしていた者ですが、今日は皆さんに英語を教えに来ました。英語を学ぶことは、新しい世界を見つけるようなものです。皆さんの未来が明るくなることを願っています。

弘法大師: 私は弘法大師、空海(くうかい)とも呼ばれています。昔、お寺で修行をしていましたが、今日は聖徳太子様と一緒に、皆さんに英語を教えます。勉強は時に大変ですが、少しずつ進めば必ず上手になります。一緒に楽しく学びましょう。

聖徳太子: そうですね、空海さん。二人で力を合わせて、生徒たちの英語を上手にしていきましょう。今日は「接続詞that」について教えます。少し難しいかもしれませんが、頑張れば必ずわかるはずです。

弘法大師: はい、聖徳太子様。私たちの時代には英語はありませんでしたが、言葉の力はとても大切です。今日の英語の勉強で、生徒たちの心に光を灯せたらいいですね。

聖徳太子: その通りです。では、元気に楽しく学んでいきましょう!

なりきり解説

聖徳太子: さて、空海さん。今日は「接続詞that」について教えていくわけですが、まずは簡単な使い方から始めましょうか。

弘法大師: そうですね、聖徳太子様。「接続詞that」は、英語の文をつなげる大切な役割があります。主に、何かを考えたり言ったりする時に使います。例を挙げて説明しましょう。

聖徳太子: その通りです。では、私から例を挙げてみましょう。

I think that peace is important.
(私は平和が大切だと思います。)

この文では、「私が思うこと」を「that」を使って表しています。

弘法大師: 素晴らしい例ですね。この文の形は「主語 + 動詞 + that + 主語 + 動詞~」となっています。「~ということを…する」という意味を表す基本的な形です。私からも例を挙げましょう。

The monk said that kindness brings happiness.
(その僧侶は、優しさが幸せをもたらすと言いました。)

聖徳太子: 良い例ですね、空海さん。この文では「僧侶が言ったこと」が「that」以下で表されていますね。生徒の皆さん、このように「that」は文と文をつなぐ役割をしているのです。

弘法大師: その通りです。そして、面白いことに、この「that」は時々省略することもできるのです。例えば、先ほどの例文は次のようにも言えます。

The monk said kindness brings happiness.
(その僧侶は、優しさが幸せをもたらすと言いました。)

聖徳太子: なるほど。「that」を省いても意味は変わらないのですね。これは話すときによく使われる方法です。では、もう一つ例を挙げてみましょう。

The teacher hopes that students will enjoy learning.
(先生は、生徒たちが学ぶことを楽しむことを望んでいます。)

この文も「that」を省いて次のように言えます。

The teacher hopes students will enjoy learning.
(先生は、生徒たちが学ぶことを楽しむことを望んでいます。)

弘法大師: そうですね。ただし、書くときは「that」を入れた方がはっきりとして丁寧な感じになることが多いですね。

聖徳太子: さて、ここまでは「think」「say」「hope」といった動詞の後に「that」が来る例を見てきました。しかし、「that」の使い方はこれだけではありません。形容詞の後に「that」が来る場合もあるのです。

弘法大師: その通りです。形容詞の後に「that」が来る場合、「~であることは…だ」という意味を表します。例えば:

I'm happy that spring has come.
(私は春が来たことを嬉しく思います。)

この文の形は「主語 + be動詞 + 形容詞 + that + 主語 + 動詞~」となっています。

聖徳太子: 素晴らしい例ですね。この形は気持ちを表すときによく使われます。もう一つ例を挙げてみましょう。

We are sure that you can do it.
(私たちはあなたがそれをできると確信しています。)

弘法大師: そうですね。この例では「sure」という形容詞の後に「that」が来ていますね。そして、この場合も「that」は省略できます。

We are sure you can do it.
(私たちはあなたがそれをできると確信しています。)

聖徳太子: その通りです。最後にもう一つ例を挙げましょう。

The students were excited that they could go on a field trip.
(生徒たちは遠足に行けることに興奮していました。)

この文でも「excited」という形容詞の後に「that」が来ていますね。

弘法大師: はい、そうです。このように、「that」はいろいろな場面で使われる便利な言葉なのです。

聖徳太子: そうですね。「that」の使い方を理解することで、より複雑な考えや気持ちを英語で表現できるようになります。これは、まるで私が十七条の憲法を作ったときのように、言葉の力で人々の心をつなぐことができるのです。

弘法大師: その通りです。言葉の力は時代を超えて大切です。私が真言(しんごん)を広めたように、英語の知識を広めることで、生徒たちの世界が広がっていくことでしょう。

聖徳太子: さて、ここまでで「接続詞that」の基本的な使い方について説明してきました。生徒の皆さん、少し難しく感じたかもしれませんが、練習を重ねることで必ずわかるようになります。

弘法大師: そうですね。勉強の道は時に険しいものですが、一歩一歩進んでいけば必ず道は開けます。「接続詞that」の使い方を身につければ、より豊かな表現ができるようになるでしょう。

聖徳太子: その通りです。では、これまでの内容をまとめてみましょうか。

まとめ

弘法大師: はい、聖徳太子様。これまでの内容を簡単にまとめさせていただきます。

  1. 接続詞「that」の基本的な使い方

    • 主語 + 動詞 + that + 主語 + 動詞~

    • 「~ということを…する」という意味を表す

  2. 動詞の後に「that」が来る例

    • I think that peace is important.

    • The monk said that kindness brings happiness.

    • The teacher hopes that students will enjoy learning.

  3. 「that」の省略

    • 話すときはよく省略される

    • 例:The monk said kindness brings happiness.

  4. 形容詞の後に「that」が来る場合

    • 主語 + be動詞 + 形容詞 + that + 主語 + 動詞~

    • 「~であることは…だ」という意味を表す

  5. 形容詞の後に「that」が来る例

    • I'm happy that spring has come.

    • We are sure that you can do it.

    • The students were excited that they could go on a field trip.

  6. 形容詞の後の「that」も省略可能

    • 例:We are sure you can do it.

  7. 「that」を使うことの良いところ

    • より複雑な考えや気持ちを表現できる

    • 文章の形をはっきりさせる

  8. 「that」の使用に関する注意点

    • 書くときは「that」を入れた方がはっきりとして丁寧な感じになることが多い

    • 使い方に慣れるには練習が必要

以上が「接続詞that」に関する主な点です。この知識をもとに、さらに理解を深めていけることでしょう。

練習問題と解説

聖徳太子: 素晴らしいまとめですね、空海さん。では、生徒の皆さんの理解を深めるために、いくつか練習問題を出題しましょう。

弘法大師: はい、その通りです。実際に問題を解くことで、より深く理解できるでしょう。では、私から問題を出させていただきます。

(1) 次の日本語を英語に訳しなさい:「私は彼女が歌が上手だと思います。」





解答:I think that she is good at singing.

解説:「思う」という動詞 "think" の後に、思っている内容を "that" を使って接続しています。"that" の後には主語 "she" と動詞 "is good at singing" が続いています。

(2) 次の英文の空欄に適切な語を入れなさい:
The monk is happy ( ) many people came to the temple.





解答:that

解説:形容詞 "happy" の後に、その理由を示す節を接続するために "that" を使います。「僧侶は多くの人々が寺院に来たことを嬉しく思っている」という意味になります。

聖徳太子: 素晴らしい問題ですね。では、私からも問題を出させていただきます。

(3) 次の2つの文を "that" を使って1つの文にしなさい:
The teacher said something. We should be kind to others.





解答:The teacher said that we should be kind to others.

解説:「言う」という意味の "say" の後に、言った内容を "that" を使って接続しています。

(4) 次の英文を和訳しなさい:
The students were glad that they could learn about Japanese history.





解答:生徒たちは日本の歴史について学べることを嬉しく思いました。

解説:形容詞 "glad" の後に、嬉しく思っている内容が "that" 節で続いています。

弘法大師: 素晴らしい問題ですね。生徒の皆さん、いかがでしたか?次の問題も挑戦してみましょう。

(5) 次の日本語を英語に訳しなさい:「私たちは彼が試験に合格することを願っています。」





解答:We hope that he will pass the exam.

解説:動詞 "hope" の後に、願っている内容を "that" を使って接続しています。

(6) 次の英文の空欄に適切な語を入れなさい:
It's important ( ) we respect nature.





解答:that

解説:形容詞 "important" の後に、重要な内容を示す節を接続するために "that" を使います。

聖徳太子: 素晴らしいですね。では、さらに問題を続けましょう。

(7) 次の2つの文を "that" を使って1つの文にしなさい:
The prince believed something. Peace would come to the land.





解答:The prince believed that peace would come to the land.

解説:「信じる」という意味の "believe" の後に、信じている内容を "that" を使って接続しています。

(8) 次の英文を和訳しなさい:
The children were excited that they could learn calligraphy.





解答:子供たちは書道を学べることに興奮していました。

解説:形容詞 "excited" の後に、興奮している理由が "that" 節で続いています。

弘法大師: 素晴らしいですね。では、最後の2問を出題させていただきます。

(9) 次の日本語を英語に訳しなさい:「私は友達が元気になったことを嬉しく思います。」





解答:I'm happy that my friend got better.

解説:形容詞 "happy" の後に、嬉しく思っている内容を "that" を使って接続しています。

(10) 次の英文の空欄に適切な語を入れなさい:
The teacher was sure ( ) the students understood the lesson.





解答:that

解説:形容詞 "sure" の後に、確信している内容を示す節を接続するために "that" を使います。

聖徳太子: 素晴らしい問題でしたね。生徒の皆さん、いかがでしたか?これらの問題を通じて、「接続詞that」の使い方がより理解できたのではないでしょうか。

弘法大師: そうですね。実際に問題を解くことで、理解が深まります。ですが、まだ疑問に思うことがあるかもしれません。そこで、よくある質問にも答えてみましょう。

よくある質問 (FAQ)

Q1: 「that」はいつも省略できますか?

A1: 聖徳太子: 良い質問ですね。「that」は多くの場合で省略できますが、常にそうとは限りません。特に書き言葉では「that」を入れた方が明確で丁寧な印象になります。話し言葉では省略されることが多いですね。

Q2: 「think」や「believe」以外の動詞でも「that」を使えますか?

A2: 弘法大師: はい、使えます。例えば「say(言う)」「hope(望む)」「explain(説明する)」など、多くの動詞の後で「that」を使うことができます。考えや発言の内容を伝える時によく使われます。

Q3: 形容詞の後の「that」はどんな時に使いますか?

A3: 聖徳太子: 形容詞の後の「that」は、主に感情や評価を表す時に使います。例えば「happy(嬉しい)」「sad(悲しい)」「sure(確信している)」「important(重要な)」などの形容詞の後によく使われますね。

Q4: 「that」の代わりに他の言葉を使うことはありますか?

A4: 弘法大師: 状況によっては、「that」の代わりに「which」や「who」を使うこともあります。ですが、これらは少し異なる用法になりますので、初めは「that」の使い方をしっかり覚えることが大切です。

Q5: 「that」を使う文は長くなりがちですが、どうすれば上手に使えますか?

A5: 聖徳太子: 確かに「that」を使うと文が長くなることがありますね。でも、心配いりません。まずは簡単な文から始めて、少しずつ複雑な文を作る練習をしていけば大丈夫です。大切なのは、伝えたい内容を明確に保つことです。

弘法大師: 素晴らしい回答ですね、聖徳太子様。これらの質問と回答を通じて、生徒たちの理解がさらに深まったことでしょう。

聖徳太子: ありがとうございます、空海さん。では、さらに学びを深めたい生徒たちのために、追加の練習問題を用意しましょう。

もっと勉強したい人は・・・

聖徳太子: これから追加の練習問題を出題します。まずは穴埋め問題から始めましょう。

[穴埋め問題]

(1) The prince hopes (    ) peace will come to the land.
(王子は平和が国にもたらされることを望んでいます。)

(2) I'm glad (    ) you enjoyed the tea ceremony.
(あなたが茶道を楽しんでくれたことを嬉しく思います。)

(3) The monk said (    ) meditation is good for the mind.
(僧侶は瞑想が心に良いと言いました。)

(4) We believe (    ) everyone can learn if they try.
(私たちは、努力すれば誰でも学ぶことができると信じています。)

(5) It's important (    ) we respect our elders.
(年長者を敬うことは大切です。)





解答:
(1) that
(2) that
(3) that
(4) that
(5) that

解説:これらの文では全て「that」が入ります。動詞(hope, say, believe)や形容詞(glad, important)の後に、内容を説明する節をつなげるために「that」を使っています。

弘法大師: 次は日本語訳の問題です。英語を日本語に訳してみましょう。

[日本語訳問題]

(1) The teacher thinks that students should practice kanji every day.

(2) We are happy that spring has come.

(3) The samurai believed that honor was more important than life.

(4) It's amazing that you can write such beautiful calligraphy.

(5) The children said that they wanted to visit the temple.





解答:
(1) 先生は、生徒たちが毎日漢字の練習をすべきだと考えています。
(2) 私たちは春が来たことを嬉しく思います。
(3) 侍は、名誉が命よりも大切だと信じていました。
(4) あなたがそんなに美しい書道を書けることは驚くべきことです。
(5) 子供たちは、お寺を訪れたいと言いました。

解説:これらの文では全て「that」を使って、主節と従属節をつないでいます。日本語に訳す際は、「〜ということを」や「〜ことを」という形で表現されることが多いです。

聖徳太子: 最後に、英作文の問題です。日本語を英語に訳してみましょう。

[英作文問題]

(1) 私は友達が試験に合格したことを嬉しく思います。

(2) 先生は、生徒たちが一生懸命勉強していると確信しています。

(3) 私たちは、明日は良い天気になることを願っています。

(4) 彼女は、日本の文化が興味深いと思っています。

(5) 両親は、私が大学に入学できたことを誇りに思っています。





解答:
(1) I'm happy that my friend passed the exam.
(2) The teacher is sure that the students are studying hard.
(3) We hope that it will be nice weather tomorrow.
(4) She thinks that Japanese culture is interesting.
(5) My parents are proud that I got into university.

解説:これらの文では全て「that」を使って、主節と従属節をつないでいます。「〜ことを」という日本語の表現は、多くの場合「that」を使って英語で表現できます。

弘法大師: 素晴らしい問題と解説でしたね、聖徳太子様。これらの追加問題を通じて、生徒たちの「接続詞that」への理解がさらに深まったことでしょう。

聖徳太子: ありがとうございます、空海さん。生徒の皆さん、いかがでしたか?「接続詞that」の使い方が少しずつ分かってきたのではないでしょうか。英語の学習は一朝一夕にはいきませんが、こうして少しずつ積み重ねていくことが大切です。

弘法大師: その通りです。今日学んだことを忘れずに、日々の学習に活かしていってください。疑問があれば、恥ずかしがらずに先生や友達に聞いてみましょう。学ぶことをやめなければ、必ず上達します。

聖徳太子: そうですね。今日の学びが、皆さんの英語力向上の一助となることを願っています。それでは、今日の授業はこれで終わりにしましょう。皆さん、お疲れ様でした。

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