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【中3英語】現在分詞、過去分詞:織田信長&明智光秀

自己紹介

織田信長: やあ、若き学徒(がくと)たちよ。わしは織田信長じゃ。天下統一を目指した戦国武将じゃが、本能寺にて光秀に討たれてしもうた。だが、わしの野望は今も燃え続けておる。今日はその野望を英語の習得に向けようぞ。お主らも、己の野望に向かって邁進(まいしん)せよ。学びの道は険しいが、乗り越えれば必ず道は開かれる。わしと共に、英語の世界を征服せんぞ!

明智光秀: 拙者(せっしゃ)は明智光秀にござる。確かに本能寺にて信長殿を討ったが、それは私なりの天下統一への思いゆえじゃった。「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」。この世は儚い。されど、学問の世界は永遠じゃ。若者たちよ、今日は信長殿と共に、現在分詞と過去分詞の奥義を伝授しよう。共に学び、共に成長せん!

信長: 光秀よ、本能寺の変では驚いたぞ。だが、今となっては良い思い出じゃ。さあ、若者たちに英語の奥義を伝授するとしよう!

光秀: はっ!仰せのとおりでございます。我らの経験を糧に、若者たちに英語の極意を伝えましょう。

なりきり解説

信長: さて光秀よ、まずは現在分詞から説き明かすとしようぞ。現在分詞とは、動詞に「-ing」をつけた形じゃ。例えば、

The boy reading a book is my brother.
(本を読んでいる少年は私の兄弟です。)

のように使う。

光秀: なるほど。では、この文で言えば「reading」が現在分詞ということですな。名詞「boy」を修飾しているわけですな。

信長: そのとおりじゃ。現在分詞は「~している」という意味を持つ。今まさに行われている動作や状態を表すのじゃ。

光秀: 成程。では、拙者からも一例を。

I saw a girl smiling at me.
(私は私に微笑んでいる少女を見ました。)

この「smiling」も現在分詞ですな。

信長: よくぞ言った!現在分詞は、名詞の後ろに来ることもあるのじゃ。

The cat sleeping on the sofa is mine.
(ソファで眠っている猫は私のものです。)

のようにな。

光秀: なるほど。これは我らの戦国時代で例えるなら、

The samurai fighting bravely is my ally.
(勇敢に戦っている侍は私の味方です。)

というところでしょうか。

信長: その通りじゃ!お主の例は素晴らしい。さて、次は過去分詞じゃ。過去分詞は多くの場合、動詞の過去形に「-ed」をつけた形になる。例えば、

The letter written by her arrived yesterday.
(彼女によって書かれた手紙が昨日届きました。)

のように使うのじゃ。

光秀: ほう、「written」が過去分詞ですな。「書かれた」という受け身の意味を表しているわけですか。

信長: その通りじゃ。過去分詞は「~された」という意味を持つ。すでに完了した動作や状態を表すのじゃ。

光秀: では、こんな例はどうでしょう。

The castle built by Nobunaga was magnificent.
(信長によって建てられた城は壮大でした。)

信長: おお、わしの城のことか!その「built」が過去分詞じゃな。見事な例じゃ。

光秀: ありがとうございます。では、不規則動詞の例も挙げてみましょう。
The sword broken in battle was repaired.
(戦いで折れた刀が修理されました。)

この「broken」も過去分詞ですな。

信長: そうじゃ。「break」の過去分詞形じゃな。不規則動詞は形が変わるので要注意じゃ。

光秀: なるほど。現在分詞と過去分詞、どちらも名詞を修飾する形容詞的用法があるわけですな。

信長: その通りじゃ。現在分詞は「~している」、過去分詞は「~された」と覚えるとよい。例えば、

The crying baby needs attention.
(泣いている赤ちゃんは注目を必要としています。)

The abandoned castle was haunted.
(放棄された城は幽霊が出るとされていました。)

じゃ。

光秀: 素晴らしい例えですな。若者たちよ、この違いをしっかり覚えるのじゃ。

信長: そうじゃ。さらに、これらは進行形や受動態を作る時にも使われる。

I am studying English.
(私は英語を勉強しています。)

の「am studying」は現在進行形じゃ。

光秀: なるほど。では、

The castle was attacked by the enemy.
(城は敵に攻撃されました。)

の「was attacked」は過去の受動態ということですな。

信長: その通りじゃ。現在分詞と過去分詞は、単に名詞を修飾するだけでなく、さまざまな文法構造の中で重要な役割を果たすのじゃ。

光秀: 確かに。我らが天下統一を目指したように、若者たちも英語の統一...いや、習得を目指して頑張ってほしいものですな。

信長: そうじゃ。現在分詞と過去分詞の違いを理解し、正しく使えるようになれば、英語の世界での活躍の場も広がるというものじゃ。

光秀: はい。例えば、

The rising sun symbolizes Japan.
(昇る太陽は日本を象徴しています。)

この「rising」は現在分詞で、今まさに昇りつつある太陽を表現していますな。

信長: その通りじゃ。一方で、

The risen sun shone brightly.
(昇った太陽は明るく輝いていました。)

この「risen」は過去分詞で、すでに昇った太陽を表現している。微妙な違いじゃが、大切な違いじゃ。

光秀: なるほど。若者たちよ、この違いを意識して使い分けることが大切じゃ。我らが刀と槍を使い分けたように、現在分詞と過去分詞も適切に使い分けるのじゃ。

信長: よく言った、光秀よ。英語の習得も、天下統一と同じく、日々の努力の積み重ねが大切じゃ。今日学んだことを、明日からの学びに生かすのじゃ。

光秀: はい。そして、失敗を恐れずに挑戦することも大切です。我らが幾多の戦いを経て成長したように、英語も使い続けることで上達するのです。

信長: その通りじゃ。若者たちよ、今日の学びを糧に、明日からも英語の世界で大いに暴れまわるのじゃ!

まとめ

光秀: では、拙者が本日の学びをまとめさせていただきます。

  1. 現在分詞(-ing形)について

    • 形:動詞の原形 + -ing

    • 意味:「〜している」という進行中の動作や状態を表す

    • 用法:
      a) 名詞を修飾する(形容詞的用法)
      例:The girl singing a song is my sister.
      (歌を歌っている少女は私の妹です。)
      b) 進行形を作る
      例:I am studying English.
      (私は英語を勉強しています。)

  2. 過去分詞について

    • 形:規則動詞は「動詞 + -ed」、不規則動詞は個別の形

    • 意味:「〜された」という完了や受動の状態を表す

    • 用法:
      a) 名詞を修飾する(形容詞的用法)
      例:The broken sword was repaired.
      (折れた刀が修理されました。)
      b) 受動態を作る
      例:The castle was built by Nobunaga.
      (城は信長によって建てられました。)

  3. 現在分詞と過去分詞の違い

    • 現在分詞:進行中・能動的
      例:The rising sun symbolizes Japan.
      (昇りつつある太陽は日本を象徴しています。)

    • 過去分詞:完了・受動的
      例:The risen sun shone brightly.
      (昇った太陽は明るく輝いていました。)

以上が、本日の現在分詞と過去分詞に関する学びのまとめでござる。若者たちよ、これらを糧に、さらなる高みを目指すのじゃ!

練習問題と解説

信長: よし、ここからは練習問題じゃ。お主ら、心して答えよ!

(1)次の文の空欄に適切な現在分詞または過去分詞を入れよ。
The (  ) leaves fell from the trees.
(落ち葉が木から落ちた。)





解答:falling
解説:木から落ちている最中の葉を表現するため、現在分詞「falling」を使用する。

(2)次の文を、与えられた語を使って書き換えよ。
I saw a girl. She was swimming in the pool. (現在分詞を使用)
(私は少女を見ました。彼女はプールで泳いでいました。)





解答:I saw a girl swimming in the pool.
(私はプールで泳いでいる少女を見ました。)
解説:「swimming in the pool」という現在分詞句を使って、二つの文を一つにまとめている。

(3)次の文の太字部を正しい形に直せ。
The break vase was on the floor.
(壊れた花瓶が床にありました。)





解答:broken
(壊れた)
解説:「壊れた」という意味で、すでに完了した状態を表すため、過去分詞「broken」を使用する。

(4)次の日本語を英語に訳せ。
私は泣いている赤ちゃんを見ました。





解答:I saw a crying baby.
(私は泣いている赤ちゃんを見ました。)
解説:「泣いている」という進行中の状態を表すため、現在分詞「crying」を使用する。

(5)次の文の空欄に適切な過去分詞を入れよ。
The castle (  ) by Nobunaga was magnificent.
(信長によって建てられた城は壮大でした。)





解答:built
解説:「建てられた」という完了した動作を表すため、過去分詞「built」を使用する。

(6)次の文を、与えられた語を使って書き換えよ。
The boy who was injured in the accident is my brother. (過去分詞を使用)
(事故で怪我をした少年は私の兄弟です。)





解答:The boy injured in the accident is my brother.
(事故で怪我をした少年は私の兄弟です。)
解説:関係代名詞節を過去分詞「injured」に置き換えることで、文を簡潔にしている。

(7)次の文の下線部を正しい形に直せ。
The excite crowd cheered loudly.
(興奮した群衆は大声で歓声を上げた。)





解答:excited
(興奮した)
解説:「興奮した」という状態を表すため、過去分詞「excited」を使用する。

(8)次の日本語を英語に訳せ。
彼は壊れた時計を修理しました。





解答:He repaired the broken watch.
(彼は壊れた時計を修理しました。)
解説:「壊れた」という完了した状態を表すため、過去分詞「broken」を使用する。

(9)次の文の空欄に適切な現在分詞または過去分詞を入れよ。
The (  ) samurai fought bravely at Honnoji.
(   侍は本能寺で勇敢に戦った。)





解答:betrayed
(裏切られた)
解説:「裏切られた」という完了した状態を表すため、過去分詞「betrayed」を使用する。

(10)次の日本語を英語に訳せ。
燃える本能寺で、信長は最後の戦いを戦った。





解答:In the burning Honnoji temple, Nobunaga fought his last battle.
(燃える本能寺で、信長は最後の戦いを戦った。)
解説:「燃える」という進行中の状態を表すため、現在分詞「burning」を使用する。

よくある質問 (FAQ)

信長: さて、若者たちから寄せられた質問に答えるとしよう。

Q1: 現在分詞と動名詞の違いは何ですか?

A1: 良い質問じゃ。形は同じ-ing形じゃが、役割が異なる。現在分詞は形容詞的に名詞を修飾したり、進行形を作ったりするのに対し、動名詞は名詞の役割を果たす。例えば、
The girl singing (現在分詞) is my sister.
(歌っている少女は私の妹です。)
Singing (動名詞) is her hobby.
(歌うことは彼女の趣味です。)

Q2: 過去分詞と過去形の違いは何ですか?

A2: なるほど、紛らわしいところじゃな。過去分詞は形容詞的に使ったり、受動態や完了形を作ったりするのに対し、過去形は単に過去の動作を表す。例えば、
The broken (過去分詞) sword was repaired.
(壊れた刀は修理されました。)
The sword broke (過去形) during the battle.
(その刀は戦いの最中に折れました。)

Q3: 現在分詞と過去分詞を使い分けるコツはありますか?

A3: うむ、大切な質問じゃ。基本的に、進行中や能動的な意味合いなら現在分詞、完了や受動的な意味合いなら過去分詞を使う。例えば、
The rising (現在分詞) sun(昇りつつある太陽)
The risen (過去分詞) sun(昇った太陽)
文脈をよく考えて使い分けるのが肝心じゃ。

Q4: 不規則動詞の過去分詞はどうやって覚えればいいですか?

A4: これは修行が必要じゃな。よく使う動詞から少しずつ覚えていくのがよい。例えば、
break - broken, write - written, speak - spoken
のように。そして、実際に使う機会を増やすことじゃ。練習あるのみ!

Q5: 分詞構文とは何ですか?現在分詞、過去分詞とどう関係していますか?

A5: 高度な質問じゃな。分詞構文は、現在分詞や過去分詞を使って副詞節を簡潔に表現する方法じゃ。例えば、
While (I was) watching TV, I fell asleep.
を分詞構文で表すと、
Watching TV, I fell asleep.
(テレビを見ながら、私は眠りに落ちた。)
となる。現在分詞は同時進行や理由を、過去分詞は受動の意味や時間の前後関係を表すことが多いぞ。

光秀: 素晴らしい説明でございます。若者たちよ、これらの質問と回答をしっかり復習するのじゃぞ。

もっと勉強したい人は・・・

信長: よくぞここまで付いてきたな!さらなる高みを目指す者たちよ、これらの問題に挑戦してみよ。

(1)次の文の空欄に適切な語を入れよ。
The (  ) (excite) fans cheered for their favorite team.
(興奮した熱狂的なファンたちは、お気に入りのチームのために声援を送った。)





解答:excited
解説:「興奮した」という完了した状態を表すため、過去分詞「excited」を使用する。

(2)次の文の空欄に適切な語を入れよ。
The (  ) (shine) sun warmed the earth.
(輝いている太陽が地球を温めた。)





解答:shining
解説:「輝いている」という進行中の状態を表すため、現在分詞「shining」を使用する。

(3)次の文の空欄に適切な語を入れよ。
The letter (  ) (write) by her arrived yesterday.
(彼女によって書かれた手紙が昨日届いた。)





解答:written
解説:「書かれた」という完了した動作を表すため、過去分詞「written」を使用する。

(4)次の文の空欄に適切な語を入れよ。
I found the (  ) (lose) key under the sofa.
(私はソファの下で失くした鍵を見つけた。)





解答:lost
解説:「失くした」という完了した状態を表すため、過去分詞「lost」を使用する。

(5)次の文の空欄に適切な語を入れよ。
The (  ) (bark) dog scared the mailman.
(吠えている犬が郵便配達員を怖がらせた。)





解答:barking
解説:「吠えている」という進行中の動作を表すため、現在分詞「barking」を使用する。

(6)次の日本語を英語に訳せ。
彼は壊れた椅子を修理している最中です。





解答:He is in the process of repairing the broken chair.
解説:「壊れた」は過去分詞「broken」、「修理している最中」は「in the process of repairing」と表現する。

(7)次の日本語を英語に訳せ。
私は歌っている鳥の声を聞いた。





解答:I heard the singing bird's voice.
解説:「歌っている」という進行中の動作を表すため、現在分詞「singing」を使用する。

(8)次の日本語を英語に訳せ。
彼女は新しく買ったパソコンを使って作業をしている。





解答:She is working with her newly bought computer.
解説:「新しく買った」は過去分詞「bought」を使用し、「newly」を付け加えて表現する。

(9)次の日本語を英語に訳せ。
雨に濡れた犬が部屋に入ってきた。





解答:The rain-soaked dog came into the room.
解説:「雨に濡れた」は過去分詞「soaked」を使用し、「rain-」をつけて複合語にする。

(10)次の日本語を英語に訳せ。
私は昨日、倒れかけている木を見た。





解答:I saw a leaning tree yesterday.
解説:「倒れかけている」という進行中の状態を表すため、現在分詞「leaning」を使用する。

信長: よくぞここまで答えたな!これらの問題を通じて、現在分詞と過去分詞の使い方をさらに深く理解できたであろう。英語の習得も、天下統一と同じく、日々の鍛錬あるのみじゃ。

光秀: はっ!その通りでございます。若者たちよ、今日学んだことを糧に、さらなる高みを目指すのじゃ!

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