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【中2英語】現在完了形、完了・進行形:マゼラン&コロンブス

自己紹介

マゼラン: やあ、若き探検家たちよ!私はフェルディナンド・マゼランだ。世界一周航海を率いた最初の船長(せんちょう)だ。私自身は帰還できなかったが、私の乗組員たちが航海を完遂し、地球が丸いことを証明したんだ。人生には予期せぬ展開がつきものだが、それこそが冒険を冒険たらしめるものだ!

コロンブス: こんにちは、未来の冒険者たち!クリストファー・コロンブスだ。私はアジアを目指して大西洋を航海したが、思いがけずアメリカ大陸を発見することになった。覚えておいてほしい、時に最大の発見は予想外の場所からもたらされるものだ。目を見開き、好奇心を持ち続けることが大切だ!

マゼラン: その通りだ、友よ!私たちは共に数々の嵐や挫折(ざせつ)に直面してきた。だが見てみろ、何世紀も経った今、私たちは若い才能あふれる minds と物語を共有しているんだ!

コロンブス: まさにその通りだ!そして君たち若者たちへ。人生は航海のようなものだ。時に荒波にもまれることもあるだろう。だが、諦めずに前を向き続ければ、必ず新たな地平線が開けるはずだ。今日は英語の学びという航海に、私たちと一緒に乗り出そうではないか!

マゼラン: よく言ってくれた、コロンブス。さあ、若き冒険者たちよ。今日の授業では「現在完了形」と「完了・進行形」という新たな海域に乗り出すのだ。これらの文法は、過去から現在へとつながる時間の橋渡しをしてくれる。私たちの冒険譚(たん)を交えながら、楽しく学んでいこう!

なりきり解説

マゼラン: さて、若き航海士たちよ。今日は英語の海図の中でも特に重要な「現在完了形」について学ぼう。これは過去の出来事が現在に影響を与えている状況を表現する素晴らしい道具なのだ。

コロンブス: その通りだ、マゼラン。例えば、私の航海について話すとき、このように言えるだろう。

I have sailed across the Atlantic Ocean.
(私は大西洋を横断したことがある。)

マゼラン: 素晴らしい例だ、コロンブス。この文では、過去の行動(大西洋横断)が現在の経験として語られている。さて、私の航海についても触れてみようか。

My crew has completed the first circumnavigation of the Earth.
(私の乗組員は地球一周を成し遂げた。)

コロンブス: 見事な成果だったな、マゼラン。ここで「完了・結果」を表す現在完了形の使い方を紹介しよう。

We have just discovered a new sea route.
(私たちはちょうど新しい海路を発見したところだ。)

マゼラン: その通りだ。「just」を使うことで、行動が完了したばかりであることを強調できる。他にも「already」や「yet」といった副詞を使うこともできるんだ。例えば:

Have you charted this area yet?
(もうこの地域の地図は作成しましたか?)

コロンブス: 素晴らしい例だ。そして、否定文の場合はこうなるな。

We haven't found the East Indies yet.
(私たちはまだ東インド諸島を見つけていません。)

マゼラン: その通りだ。さて、次は「have been to」と「have gone to」の違いについて説明しよう。

I have been to the Spice Islands.
(私はスパイス諸島に行ったことがある。)

これは経験を表している。一方で:

My ship has gone to the Spice Islands.
(私の船はスパイス諸島に行ってしまった。)

これは、船が今そこにいて、ここにはいないことを示している。

コロンブス: 見事な説明だ、マゼラン。では、現在完了進行形についても触れてみよう。これは過去のある時点から現在まで続いている動作を表すんだ。例えば:

We have been sailing for three months.
(私たちは3ヶ月間航海を続けています。)

マゼラン: 素晴らしい例だ。この形は「どのくらいの間」その行動が続いているかを尋ねるときにも使える。

How long have you been searching for a western route to Asia?
(どのくらいの間アジアへの西回り航路を探していますか?)

コロンブス: その通りだ。そして、その答え方としては:

I have been searching for a western route to Asia since 1492.
(1492年からアジアへの西回り航路を探しています。)

マゼラン: 素晴らしい。「since」は開始時点を、「for」は期間を示すときに使うんだ。さて、若き航海士たちよ。これらの文法は、私たちの冒険のように、過去と現在をつなぐ橋となる。自分の経験や、今まで続けてきたことを表現するのに役立つだろう。

コロンブス: その通りだ。そして忘れないでほしい。文法の規則を学ぶことは大切だが、それを実際に使ってコミュニケーションをとることがさらに重要なんだ。失敗を恐れずに、どんどん使ってみることだ。

マゼラン: よく言った、コロンブス。私たちの航海も、最初から完璧だったわけではない。でも、その経験が新たな発見につながった。英語の学習も同じだ。間違いを恐れず、前に進み続けることが大切なんだ。

コロンブス: その通りだ。さあ、若き冒険者たちよ。この新しい文法を使って、自分の経験や継続していることを表現してみよう。それが君たち自身の冒険の始まりとなるはずだ!

まとめ

コロンブス: よし、若き航海士たちよ。今日学んだ現在完了形と完了・進行形について、簡潔にまとめてみよう。

  1. 現在完了形の基本構造:

    • have/has + 過去分詞

    • 例: We have discovered a new continent.
      (私たちは新大陸を発見した。)

  2. have been to と have gone to の違い:

    • have been to: 経験を表す
      例: I have been to the New World.
      (私は新世界に行ったことがある。)

    • have gone to: その場所に行って、まだそこにいることを表す
      例: My crew has gone to explore the island.
      (私の乗組員は島を探検しに行ってしまった。)

  3. 現在完了進行形:

    • have/has been + 動詞の ing 形

    • 過去のある時点から現在まで続いている動作を表す

    • 例: We have been sailing westward for two months.
      (私たちは2ヶ月間西に向かって航海を続けています。)

  4. 期間を表す表現:

    • for: 継続期間を示す
      例: We have been at sea for 100 days.
      (私たちは100日間海上にいます。)

    • since: 開始時点を示す
      例: I have been exploring new lands since 1492.
      (私は1492年から新しい土地を探検しています。)

  5. 疑問文の作り方:

    • Have/Has + 主語 + 過去分詞 ...?

    • 例: Have you completed your map yet?
      (もう地図を完成させましたか?)

  6. 否定文の作り方:

    • 主語 + have/has not + 過去分詞

    • 例: We haven't found the treasure yet.
      (私たちはまだ宝物を見つけていません。)

若き冒険者たちよ、これらの文法は君たちの英語の航海において、とても重要な羅針盤となるだろう。ただ覚えるだけでなく、実際に使ってみることが大切だ。失敗を恐れずに、どんどんチャレンジしていってほしい。そうすれば、きっと新しい言語の世界が開けてくるはずだ!

練習問題と解説

マゼラン: さあ、若き冒険者たちよ!学んだことを確認するため、いくつかの練習問題に挑戦してもらおう。これらの問題を解くことで、現在完了形と完了・進行形の理解を深められるはずだ。準備はいいかな?では、始めよう!

(1) 次の文を現在完了形に書き換えなさい:
I visited many islands last year.





解答:I have visited many islands.
解説:この文では、「last year」という特定の過去の時間を示す語句を削除し、現在完了形を使用しています。これにより、過去の経験が現在にも関連していることを示しています。

(2) 適切な語を選んで文を完成させなさい:
We (have / has) _______ (sail) across the Pacific Ocean for two months.





解答:We have been sailing across the Pacific Ocean for two months.
解説:この文は現在完了進行形を使用しています。「We」は複数形なので「have」を使い、「sail」は進行形なので「been sailing」となります。

(3) 次の日本語を英語に訳しなさい:
私はまだ新大陸を発見していません。





解答:I haven't discovered a new continent yet.
解説:否定文の現在完了形を使用しています。「まだ〜していない」という意味を表すために、「haven't」と「yet」を使用しています。

(4) 次の文の誤りを正しなさい:
He has went to the Spice Islands.





解答:He has gone to the Spice Islands.
解説:「go」の過去分詞は「gone」です。現在完了形では過去分詞を使用するため、「went」ではなく「gone」が正しいです。

(5) カッコ内の語句を使って、現在完了形の文を作りなさい:
(you / ever / have / see / a mermaid)





解答:Have you ever seen a mermaid?
解説:「ever」は経験を尋ねる現在完了形の疑問文でよく使われます。「see」の過去分詞は「seen」です。

(6) 次の文を否定文に変えなさい:
They have already reached the New World.





解答:They haven't reached the New World yet.
解説:否定文にする際、「already」は「yet」に変更し、文末に置きます。また、「have」の後に「not」を付けて「haven't」とします。

(7) 次の2つの文を、現在完了進行形を使って1つの文にしなさい:
We are searching for a new route to India. We started three years ago.





解答:We have been searching for a new route to India for three years.
解説:現在完了進行形を使用し、期間を示す「for」を使って2つの文を統合しています。

(8) 適切な語を選んで文を完成させなさい:
How long (have / has) you (be) a sailor?





解答:How long have you been a sailor?
解説:「あなた」に対しては「have」を使用し、「be」の現在分詞「been」を使用して現在完了形を作ります。

(9) 次の日本語を英語に訳しなさい:
彼はつい最近新しい島を発見したところです。





解答:He has just discovered a new island.
解説:「つい最近〜したところです」という意味を表すために、現在完了形と「just」を使用しています。

(10) 次の文の空欄を埋めなさい:
We _______ (not / complete) our journey around the world _______.





解答:We haven't completed our journey around the world yet.
解説:否定文の現在完了形を使用し、「まだ〜していない」という意味を表すために「yet」を文末に置いています。

コロンブス: よくやった、若き航海士たちよ!これらの問題を通じて、現在完了形と完了・進行形の使い方をしっかりと理解できただろう。覚えておいてほしい、文法は単に規則を暗記するだけでなく、実際に使ってこそ身につくものだ。日々の生活の中で、自分の経験や継続していることを表現する際に、これらの形を積極的に使ってみるといい。

マゼラン: その通りだ、コロンブス。そして、間違いを恐れてはいけない。私たちの大航海も、最初から順調だったわけではない。多くの困難や予期せぬ出来事に直面したが、それらを乗り越えることで新たな発見につながったのだ。英語の学習も同じだ。間違いを恐れずに挑戦し続けることが、君たちを新たな言語の世界へと導いてくれるだろう。

よくある質問 (FAQ)

マゼラン: さて、若き冒険者たちよ。現在完了形と完了・進行形について、よくある疑問にお答えしよう。これらの質問は、君たち自身も抱いているかもしれないし、これから直面するかもしれない疑問だ。しっかりと理解して、自信を持って英語の海を進んでいってほしい。

Q1: 現在完了形と単純過去形の違いは何ですか?

A1: いい質問だ!現在完了形は過去の出来事と現在のつながりを示すのに対し、単純過去形は完全に過去の出来事を表現するんだ。例えば、
I have visited many islands. (現在完了形:過去の経験が現在に関連している)
I visited many islands last year. (単純過去形:過去の特定の時点での行動)
現在完了形は「いつ」という時間を特定せず、経験や結果に焦点を当てるんだ。

Q2: 「since」と「for」の使い分けがよくわかりません。教えてください。

A2: そうだな、これは多くの若い航海士が悩む点だ。「since」は開始時点を示し、「for」は期間を示すんだ。例えば、
I have been exploring new lands since 1492. (1492年から:開始時点)
I have been exploring new lands for 30 years. (30年間:期間)
覚え方としては、「since」は「〜以来」、「for」は「〜の間」と考えるといいだろう。

Q3: 現在完了形の否定文と疑問文の作り方を教えてください。

A3: もちろんだ。否定文は「have/has + not + 過去分詞」の形になる。
例:We haven't found the treasure yet.
疑問文は「Have/Has + 主語 + 過去分詞」の順番になるんだ。
例:Have you ever seen a sea monster?
これらの形を使えば、自分の経験がないことや、相手の経験を尋ねることができるぞ。

Q4: 現在完了進行形はどんな時に使うのですか?

A4: 現在完了進行形は、過去のある時点から現在まで続いている動作を強調したい時に使うんだ。例えば、
We have been sailing for three months.
この形を使うと、その行動が継続していて、まだ終わっていないことを示せるんだ。とても便利な表現だよ。

Q5: 「have been to」と「have gone to」の違いがよくわかりません。説明してください。

A5: これは多くの人が混乱する点だな。「have been to」は「〜に行ったことがある」という経験を表し、話者は今はその場所にいない。一方、「have gone to」は「〜に行ってしまった」という意味で、その人は今もその場所にいると考えられるんだ。例えば、
I have been to the Spice Islands. (スパイス諸島に行ったことがある:経験)
He has gone to the Spice Islands. (彼はスパイス諸島に行ってしまった:今もそこにいる)
この違いを覚えておけば、自分の経験や他の人の現在の状況をより正確に伝えられるぞ。

コロンブス: 素晴らしい説明だ、マゼラン。これらの質問に答えることで、若い冒険者たちの理解がさらに深まったことだろう。覚えておいてほしい、言語の学習は航海と同じで、一歩一歩進んでいくものだ。今日学んだことを基礎に、さらなる高みを目指して進んでいってほしい。

マゼラン: その通りだ。そして、質問することを恐れてはいけない。疑問を持ち、それを解決していくことこそが、真の学びにつながるのだ。さあ、若き冒険者たちよ。この知識を胸に、英語の大海原へと漕ぎ出そう!

もっと勉強したい人は・・・

マゼラン: よし、若き学習者たちよ!もう少し練習したい人のために、追加の問題を用意したぞ。これらの問題は日常生活に関連した内容で、現在完了形と完了・進行形の理解を深めるのに役立つはずだ。さあ、挑戦してみよう!

■ 穴埋め問題

(1) I _______ (not / eat) breakfast _______.





解答:I haven't eaten breakfast yet.
解説:否定文の現在完了形です。「まだ〜していない」という意味を表すために「yet」を使用しています。

(2) How long _______ you _______ (study) English?





解答:How long have you been studying English?
解説:現在完了進行形を使用した疑問文です。継続している行動を尋ねる際に使用します。

(3) My sister _______ (live) in Tokyo _______ 2010.





解答:My sister has lived in Tokyo since 2010.
解説:「since」を使った現在完了形の文です。過去の特定の時点から現在まで続いている状況を表現しています。

(4) They _______ just _______ (arrive) at the airport.





解答:They have just arrived at the airport.
解説:「just」を使った現在完了形です。「つい先ほど〜した」という意味を表します。

(5) _______ you ever _______ (try) sushi?





解答:Have you ever tried sushi?
解説:経験を尋ねる現在完了形の疑問文です。「ever」を使用しています。

■ 日本語訳問題

(1) 私は3時間前から宿題をしています。





解答:I have been doing my homework for three hours.
解説:現在完了進行形を使用しています。「〜時間前から」は「for」を使って表現します。

(2) 彼女はまだ新しい携帯電話を買っていません。





解答:She hasn't bought a new mobile phone yet.
解説:否定文の現在完了形を使用しています。「まだ〜していない」は「haven't」と「yet」で表現します。

(3) あなたは今までに何回海外旅行をしたことがありますか?





解答:How many times have you traveled abroad?
解説:経験を尋ねる現在完了形の疑問文です。「今までに何回」は「How many times」で表現します。

(4) 私たちはついさっき映画館に到着したところです。





解答:We have just arrived at the movie theater.
解説:「ついさっき〜したところです」は現在完了形と「just」を使って表現します。

(5) 彼は先週からこの本を読んでいます。





解答:He has been reading this book since last week.
解説:現在完了進行形を使用しています。開始時点を示すために「since」を使用しています。

■ 英作文問題

(1) あなたの趣味について、現在完了形を使って2文で書いてください。





解答(例):
I have played the guitar for five years. I have learned many songs and even written a few of my own.
解説:現在完了形を使用して、過去から現在までの経験を表現しています。

(2) 最近始めた習慣について、現在完了進行形を使って2文で説明してください。





解答(例):
I have been exercising every morning for the past month. I have been feeling much healthier and more energetic since I started this routine.
解説:現在完了進行形を使用して、最近始めた習慣とその効果を表現しています。

(3) まだ達成していない目標について、現在完了形の否定文を使って2文で書いてください。





解答(例):
I haven't learned to drive yet. I also haven't traveled to Europe, but I hope to do both soon.
解説:現在完了形の否定文を使用して、まだ達成していない目標を表現しています。

(4) あなたの今日の活動について、現在完了形を使って3文で説明してください。





解答(例):
I have finished my homework for today. I have helped my mother with some housework. I have also watched an interesting documentary on TV.
解説:現在完了形を使用して、今日完了した活動を表現しています。

(5) 最近の天気について、現在完了形と現在完了進行形を使って2文で説明してください。





解答(例):
It has been raining for the past three days. The weather forecast has said that the rain will continue for a few more days.
解説:現在完了進行形と現在完了形を組み合わせて使用し、継続している状況と完了した行動を表現しています。

コロンブス: 素晴らしい取り組みだったな、若き学習者たちよ!これらの問題を解くことで、現在完了形と完了・進行形の理解がさらに深まったことだろう。覚えておいてほしい、言語の学習は日々の積み重ねが大切なんだ。

マゼラン: その通りだ。そして、これらの文法形式は日常生活の様々な場面で使えるんだ。自分の経験や、今続けていることを表現するのに役立つぞ。ぜひ、日々の会話の中で使ってみてくれ。

コロンブス: そうだな。間違いを恐れずに、どんどんチャレンジしていってほしい。失敗も大切な学びの機会なんだ。さあ、この知識を胸に、英語の世界へとさらに踏み出そう!

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