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”あるくんボード”前のマッサージが、脚長差にバカにならない効果を出す!
【はじめに】
あるくん歩行体操教室、姿勢トレーナーの東 史(アズマ フミ)と申します。
枚方市の体操教室では、ミドル世代シニア世代の姿勢矯正と歩き方矯正トレーニングを行っています。
生徒さんのほとんどが、脊柱側弯をお持ちです。
今回は、上の記事で、側弯症改善の経過を紹介した生徒さんのその後のお話です。
【Xバランスと捻じれ解除の効果】
モデル70代生徒さんは、仕事で、長年蓄積されてきた骨盤の歪みと脚長差で、下半身が回旋を伴って傾いた土台を作っていました。
Xバランストレーニングによって、骨盤の歪みが改善され、左側に流れるように傾いていた脚長差が改善されていきました。
上の記事で紹介している、捻じれ解除も行って、順調な改善が見られていました。しかし、脚長差と側弯が、ぶり返す下半身の非対称が根強く残っていました。
【”あるくんボード”で脚長差を整える】
生徒さんには、”あるくんボード”のトレーニング前のマッサージの意味や、仕事の後のケアとして、同じマッサージをすることの重要性を伝えてきました。
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仕事の姿勢が、左脚に体重をかけて構え、立位で負荷をかけ続けます。
若い時の柔軟性のある筋肉と違って、負荷をかけ続けた仕事の後に筋肉が萎縮して、普通に動いても委縮した左脚が戻らず脚長差が生まれることが考えられます。
委縮しないで戻る筋肉にするためには、筋肉が完全な柔軟性を取り戻すまで、対称に脚の筋肉にアプローチし続ける必要があります。
側弯をぶり返す上半身のためにも、日常的に作る左脚の筋肉の萎縮は、日々マッサージして解して、対称に使いやすくする必要があると考えました。
〈トレーナーからの指導〉
「1回30分という短いレッスンを、充実した筋力アップに使うためにも、日常的にご自分で、仕事後のケアにマッサージしてください。マッサージは、脚の筋肉に沿った縦方向に、ストレッチポールで解す簡単なマッサージで十分です」
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脚の筋肉の流れに沿って、筋肉をマッサージした後、”あるくんボード”で左右前後の筋肉を伸縮させることで、委縮した筋肉も、本来に近い可動域でトレーニングが可能になります。
〈”あるくんボード”のトレーニング〉
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【問題の無自覚と脚長差改善】
脚長差問題の重大さを、明確に伝えましたが、生徒さん自身が筋肉が萎縮した状態になれて、脚長差の自覚がなく、お伝えしていた左脚のマッサージが行われていませんでした。
明確に伝えたと思い、2024.9.20のレッスンでは、脚のマッサージを行わずトレーニングを行いました。
その時の、レッスン前とレッスン後の状態が、次の比較写真です。
![](https://assets.st-note.com/img/1727449450-CKuIF96HrkEsJcVGayqwmpbM.jpg?width=1200)
レッスン前と後の比較で、脚長差の改善が少ないことに、生徒さんがマッサージの重要性を理解していなくて、できてないと思いました。
〈1週間後〉
再度、仕事で体重をかけ続ける左脚の筋肉の萎縮が、側弯をいくら整えてもぶり返して、凝り張り、腰痛などの不調を簡単に呼び寄せることを説明しました。
マッサージができているか確認すると、やはりできていませんでした。
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9月27日のレッスンでは、左脚のマッサージを行って”あるくんボード”のトレーニングを行いました。20日のレッスンで、明確な脚長差改善が無かったのに対して、脚長差の改善が顕著です。
【まとめ】
モデル生徒さんの変化を通して、脚長差改善は決して不可能なことではありません。
脚は、体で下に位置するために、体重の偏りの影響を受けやすい場所です。柔軟性を無くした筋肉は委縮しやすく、委縮している自覚がないことが、改善を難しくします。
しかし、”あるくんボード”のトレーニングに、準備運動として委縮した脚の表面を簡単にマッサージするだけで、改善効果は明確です。
これまでにも、生徒さんには何回か、左脚のマッサージの重要性をお伝えしてきました。
しかし、自覚が無いことと、簡単なマッサージの効果の大きさを、信じることができず、まともに受けとってくれていませんでした。
今回のレッスン前と後の写真の比較を見ていただいて、やっとご理解していただけたと思います。
〈余談〉
レッスン開始前の説明の際に、本意が伝わらず、生徒さんから「歳だから仕方ない」という言葉が返ってきました。
重要なことを伝えているのに、聞こうとせず、なおしたくないの?と、ムッとしてしまいました。
「歳のせいにしてやる気ないなら、私の教室でなく他へ行け!」「その言葉に共感して、慰める時間がもったいない」もっとやさしい口調でしたが、半分ブチ切れてしまいました。
自覚がないから仕方ないのですが、真剣に分かるよう伝えるのって、すごくカロリー使うんですよ。大事なことだから、真面目に伝えています!
ご自分のことだから、ちゃんと聞く耳を持ってください!
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