さよならはこんにちはのせい 最近のSNSの投稿写真を見て思うこと
特にアマチュアの写真は「私という世界」に向かっているのだと思います。
「私の家族や私の仲間」、「私の会った人たち」、「私の行ったところ」、
それらが関心の、興味の在り方のすべてになったように見えるのです。
だから,SNSで投稿される写真には食べものがよく見かけるのでしょうね。
まぎれもない「私がその時、飲食したメニュー」なのです。
かつて「半径3メートル」だったと思うのですが、そんな
狭い世界にしか興味がないと失礼なことを言われた人たちがいました。
「女の子写真」とか「ガーリーフォト」と勝手に名づけられて。
もしかしたら写真の世界でも歴史は繰り返されているのかもしれまません。
ただ、「女の子」から「全世代、性別関係なし」に変わり、
別に失礼なことではなくなり、むしろいいことになったように思えます。
(2024年6月中旬・大阪梅田、うめきた広場とその近く)