先陣を切る〜UFC、SR再開報道を受けて〜
本投稿のGOAL:
様々なイベント、営業の再開について、そしてその「先陣を切る」ことについて、各々が考えるきっかけになる。
アルカスユース熊谷、ヘッドコーチの菅原です。
日本時間10日、世界最高の総合格闘技イベント「UFC」が、無観客で開催されました。
日本の「RIZIN」でも活躍する堀口恭司がタイトルマッチを望んでいた、UFCバンタム級王者、ヘンリー・セフードが圧巻の勝利でタイトル防衛に成功するも、直後のインタビューで引退表明をするサプライズもありましたが、視聴率は通常の約2倍、大成功の大会となったと報じられています。
そしてラグビーでも、3月をもって中断(中止?)されていた世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」が、ニュージーランドカンファレンス所属の5チームのみで「スーパーラグビー アオテアロア」として6/13から再開すると、ニュージーランド協会が発表。
依然として緊迫状態の続くコロナ禍ですが、こうして徐々に中断、中止されていた様々なものが再開されていくのでしょう。
本投稿ではこの2つのニュースを取り上げますが、もちろんこの他にも既に何かを始められている方や、団体があることも理解していますし、自粛に即した活動も、間違いなく物凄く尊いことです。
しかし、UFCの視聴率倍増からもわかるように、そしておそらく我々も肌で感じているように、民衆は今「ライブ」を求めています。
「スーパーラグビー アオテアロア」でも、高確率で同じ反応になるでしょう。
「ライブ」とは、すなわち通常活動、元通りの経済活動です。
いわゆるアーティストの「ライブ」や、「生」のスポーツイベントに限らず、出勤や通常営業だって「ライブ」です。
やる方も観る方も、与える方も受ける方も、今の状況を息苦しく感じているはずです。
ここで私が考えさせられたのは、
「先陣を切る」
ということです。
このタイミングでの再開、再開発表は非常に難しい判断ですし、もし感染拡大が再び起これば、様々な媒体から袋叩きに遭うでしょう。
「自分が決断する立場だったら」と考えると、やはり怖いです。
ここで挙げた両団体の責任者が、その時その場所の情勢を判断し、対策も充分にした上で、それでもなお生まれる抵抗勢力に決して怯まず、決断したことに、個人的には大変な感動を受けました。
誰もが牽制し、警戒し、監視し合っている世の中において、
「俺たちがやるぞ‼︎」
というメッセージを発信した両団体。
判断は慎重にしなければならない情勢であることは変わりませんが、
「先陣を切る」
というマインドは、リーダーとして常に持っていたいと私は考えています。
…もちろん、簡単ではありませんが。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
ARUKAS YOUTH KUMAGAYA ヘッドコーチ 菅原悠佑
ありがとうございます。今後ともアルカスユース熊谷をよろしくお願いいましたす♪