本投稿のGOAL:
「時間」とは何か。各々が考えるきっかけになる。
アルカスユース熊谷、ヘッドコーチの菅原です。
カレンダー上では大型連休に突入しました。
しかし「STAY HOME 週間」の只中ですので、連休と言われてもあまり実感が湧きません。
こんな情勢の中、なお日本を守るために勤務なさっている方々には、本当に頭が下がります。
その方々のためにも「STAY HOME」ですね。
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ゴールデンウィークを、例年旅行や家族サービスにあてるご家庭も多いことと思います。
私にとっての例年のゴールデンウィークといえば、
「サニックスワールドラグビーユース交流大会」
です。
前任の石見智翠館高校女子ラグビー部が優勝を掲げていた高校3大大会の1つで、国内外の強豪8チームで順位を争う、言わば高校女子ラグビー世界一決定戦。
加えて、プレマッチ・アフターマッチファンクションも開催され、他チームとの親睦も深められる、本当に素敵な大会です。
しかし、今日の情勢に鑑み、史上初の開催中止が決定した今年。
中止の連絡を受けたのは、たしか3月はじめ頃でした。
このビッグイベントの開催を早々に見切った運営に携わる方々の決断の早さには、驚くと同時に、リーダーとしてのあるべき姿を見た気がしました。
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本来であれば昨日、大会が開幕しているはずでした。
石見智翠館高校女子ラグビー部は、2018年に優勝、昨年は準優勝。
今年こそ、と意気込んでいたことでしょう。
私はというと。
今年度から熊谷に移ったため、大会が開催されていたとしても、それに参加することはありませんでした。
何だか、サニックスワールドユース優勝を目指していた時のことが、遠い昔のように感じられます。
つい昨年まで、わずか1年前まで、あれほど熱狂していたのに。
時間のはかなさを、今更ながら痛感しています。
もちろん、あれほど私を熱中させた石見智翠館高校女子ラグビー部から学んだこと、感じたことを忘れることはありません。
しかし、時間というものは容赦ないもので、何があろうと必ず前進します。
こうしてまた「あの時」と「今」が離れていくのでしょうか。
こうして物事は風化していくのでしょうか。
考えると少し怖くなりました。
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時間ははかないからこそ、尊いのだと思います。
その尊い「時間」を奪われた高校生たちは、今何を感じているのか。
そして残された時間で、私は今接する高校生に、何ができるのか。
考えすぎは良くないですが、今のうちに自分の頭の中、思考回路を充分に整理したいです。
サニックスワールドラグビーユース交流大会実行委員である渡邊敏行氏のFacebookでの投稿を見、妙にシンミリしてしまいました。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
ARUKAS YOUTH KUMAGAYA ヘッドコーチ 菅原悠佑
ありがとうございます。今後ともアルカスユース熊谷をよろしくお願いいましたす♪