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【2020年6月】お気に入り記事まとめ

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路上で絵を売ることからはじめたイラストレーターが、作品集を出版するまでの話

路上で絵を売ることからはじめたイラストレーターが、作品集を出版するまでの話

6月30日、玄光社さんから「PRESENT」が発売されることになりました。はじめて出版される自分の作品集です。(※自費制作の画集は除く)

今年の2月下旬、東京浅草で開いていた個展の会場に足を運んでくださった編集者の本吉さんからお声がけをいただき、あれからたった4ヶ月で本が形になるなんて。

(2020年2月の個展。コロナが流行りだす1歩手前の開催でした)

玄光社さんからこれまでに出されている作

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4周年の振りかえり。

4周年の振りかえり。

えー、本日はドコノコ4周年ということで。

そしてうちの犬もあと2か月で4歳を迎えるということで。この4年間に撮りためた何万枚もの写真のなかから、いくつか好きな写真を掲載する。そんなあたりでお茶を濁そうかと思っています。

【2016年】

【2017年】

【2018年】

【2019年】

絵の仕事を得るための営業のはなし

絵の仕事を得るための営業のはなし

最近、「絵の仕事が軌道に乗るまで、どのくらいの頻度で営業をしてきましたか?」というご質問をいただきました。答えは返したのですが、少しお話できそうな内容だったのでnoteにも書くことにします。

ここでいう営業というのは売り込みのことだと思います。出版社とか、デザイン事務所に連絡をし、作品ファイルを持ち込むなり送るなりして仕事をいただく、という方法。

この営業方法、はじめはかなり勇気がいりますよね

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風はいつか雨になるし、親は子どもに傷を託す ー 村上春樹「猫を棄てる」を読んで

風はいつか雨になるし、親は子どもに傷を託す ー 村上春樹「猫を棄てる」を読んで

めずらしく、最初から最後まで大真面目です。

ムラカミハルキとキシダナミ28年の人生で、こんなにもたくさんの作品名を言えるのに、一度も読んだことのない作家は村上春樹さんだけだった。

14年前に突然死んだ父の本棚には「ノルウェイの森」が並んでいた。

ときどき場所が変わっていたから、たぶん、父は何度も読み返したのだと思う。

父の熱量は、すさまじかった。

「春樹、春樹」と、知人でもない名前が、時

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