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Today's 心理バイアス~ダニングクルーガー効果~

今日のトピックは昨日紹介した『インポスターシンドローム』の続編です。

ぜひ、前の記事もよんでみてください。

早速本題にはいります。

ダニングクルーガー効果とは、『能力がない人ほど、ことの難しさを理解できないため、ことの難しさを理解しているひとより、自信を持ってしまう現象』をいいます。

謎の自信に満ち溢れた新人の『謎』はここにあります。

正直、ポジティブなバイアスです。

自信がなくて行動しないよりも、自信があって行動した方が、功を奏する可能性が上がります。

確率が低くても試行回数が増えればうまくいく可能性は上がるのです。

ここで一つの図を紹介します。


y軸はconfidence=自信、x軸はcompetence=能力です。

グラフが始まって、始めのピークが『能力がないが、自信にあふれている状態』である『馬鹿の山』です。

そこから、経験を積むにつれて、事の難しさをだんだん理解して、自分の能力を客観的に見ることが可能になり、『絶望の谷』へと落っこちて、自分の不甲斐なさに打ちひしがれることになります。

それでも、めげずに努力を続けることができたら、『啓蒙の坂』を登り、やがて、能力と自信が見合う『継続の大地』にたどり着くことができます。

ごちゃごちゃ書きましたが、継続をすることで最初の仮初の自信が本物の自信になるのです。

継続は力なり。


余談だけど、理論が身近なことわざに帰するの、理論の身近さを感じれるからいいな。

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