Today's 心理バイアス~インポスターシンドローム~
Today's 心理バイアス2日目。
世のため人(自分)のため、習慣化させたいから、週2回は必ず投稿したい。
今日のテーマは『インポスターシンドローム』だ。
わかりやすくするために、ゲーム『amoug us』に登場するヴィランである『インポスター』の画像を上で使った。
でも、ゲームのインポスターは『他人』を欺くのに対し、心理学のインポスターは『自分自身』を欺く。
説明しよう。
インポスターシンドロームとは
『自分に能力や才能があるにも関わらず、自己評価の低さ故、自分の凄さを自分で認められず、実際の自分の凄さと自己評価の低さの乖離から、自分自身のことをインポスター(詐欺師)のように感じてしまう現象。』のことをいう。
能力がない人のにもかかわらず自信を持ってしまう現象である『ダニングクルーガー効果』はくせ者だが、能力があるのにもかかわらず自信を持たないのも、これまたくせ者である。
『インポスターシンドローム』のせいで、過去の幾多の才気に満ちた人々が自分の能力を肯定できず、結果的に、才能を開花させることができなかったのだろう。
個人的な話にとどまらず、人類にとって、大きな損害を引き起こし、引き起こし続けるバイアスなのだろう。
しかし、このバイアスを踏まえると、多少の自己陶酔が必要かもしれないが、自分の凄みを自分で認めることができるのならば、私たちは『才能』と共存できるのかもしれない。
本当に強い人間とは、体がムキムキな人間でも、リーダー気質のある人間でもなく、自分自身を認められる人間なのかもしれない。
余談だが、インポスターシンドローム、名前のカッコよさS tierだな。
インポスターって言葉が、悪いものをかっこいいとする中二心をくすぐってくる。
まだまだ俺もガキだな。
→NEXT心理バイアス『ダニングクルーガー効果』