Today's心理バイアス~利用可能性ヒューリスティック~
今回紹介する心理バイアスは『利用可能性ヒューリスティック』です。
利用可能性ヒューリスティックとは『物事の頻度や判断を予測するとき、『思い出しやすさ』が判断の基準となってしまい、不合理な判断をしてしまうこと』です。
例を挙げると、『人間を一番殺している生き物はなんでしょう?』と尋ねられたとき、ニュースとかでよく見聞きするクマや、映画にもなってるサメを挙げてしまいます。
答えは、思い出しやすい特性を持つクマやサメではなく、あまりニュースとかで話題にならない『蚊』です。(蚊が感染症を媒介するため)
利用可能性ヒューリスティックの問題点は思い出しやすいものを過大に重視してしまうことだけではなく、思い出しにくいことを過小に評価してしまうことです。
確率を思い出しやすさで判断しているな、と感じた時、自分を信じるのではなく、データを調べてみましょう。
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