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13年間続けてきた小学校でのヨガ指導

娘が小学生だった時に、わたしは保護者の役員で保健委員になりました。その時に、自分の役目を果たすため、思いついたのが、子供達にヨガを教えること。

それまでは、体育の得意な先生がストレッチを教えたり、運動をしている行事でした。
なんとなく自分が子供だったらつまらないし、すぐに忘れてしまうだろうなぁと感じて、一回だけのつもりで、保健の先生に提案してみました。

そしてすぐにOKが出て、全校生徒に向けてやることになったのですが、その時にやったのは、音楽をかけて行うIYCのラジヨガという、ラジオ体操のような5分ほどのヨガでした。音楽も楽しいので、子供達も先生も楽しそうでした。(今もやっています。)

わたしはそれで自分のお役目を果たしたと、ホッとしていたのですが、その後先生から、「続けてやっていただけませんか?」と言われ、最初は娘が小学校にいる間だけということで受けたお話でしたが、そのまま毎年「続けていただけませんか?」とお願いされ、気がつけば毎月一度、13年が経ちました。

ボランティアは好きではない自分ですが、娘がお世話になった学校への恩返しだと思ってこれだけは続けてきました。

そこは公立の小さな町の小学校です。幼稚園も中に入っているので、運動会の前になると、幼稚園児もわたしのクラスに参加します。その小学校の運動会では、最初のラジオ体操がラジヨガになっています。みんなで練習するので、幼稚園の頃からわたしを知っている子達もいます。

卒業の時に、「8年間ありがとうございました!このヨガの時間がすごく好きでした!」と言われることも多く、なんだか卒業シーズンはいつも胸が熱くなります。小さかった子が6年生になっているのを見届けることができるなんて、みんなが自分の子供のように感じられます。

昨日もそのヨガの日でした。

最近、若年層の自殺が増えているという話をよく聞きます。先日も身近なところで、4年生の子が「死にたい」とパパにLineを送ってきたという話を聞いたばかりでした。

マスクと黙食

わたしが小学生だったら、絶対学校に行けなくなっていただろうと想像できます。

脳への悪影響が心配されている子供達のマスク。呼吸が制限されて、鬱っぽくなるのは、明らかですし、わたしは呼吸を教えるヨガの講師をずっとしてきました。呼吸と心の関係をずっと教えてきたのです。

自律神経のバランスを崩している人はかなり多いはずですし、イライラしたり鬱になるのは普通の反応です。もちろんマスクのせいだけではありませんが、どんなに良くない状態で今、多くの人が暮らしているのか、周りの知り合いを見ていてもわかります。

調べればすぐにわかりますが、マスクで小さなウィルスは防げないことも随分前から明らかになっています。だから余計もどかしい。
給食の時も、みんなと楽しく話しもできないまま黙って食べるなんて、拷問のようだとわたしは思います。わたしは子供達と一緒に、以前は給食をいただいていたので、あの時間が子供達にとって、どれだけ楽しみな時間なのかを知っています。大人たちは、レストランで黙食なんてしていないのに、早くどうにかしてあげたい!子供達をを守れなくて悔しい。

そんな気持ちが自分の中で苛立ちとして渦巻いているこの数年間。先生たちにも大きなプレッシャーがかかっているでしょうから、責めることもできません。

こんな状況の中で、子供達にヨガの指導をするという時間を与えられているということは、見方を変えれば、辛いけれどありがたいポジションです。
子供達をほんの少しでも元気づけることができるかもしれない。わたしの心にとっても、何もやらないよりはいい。

毎回言葉を選びながら、わたしなりに精一杯、昨日もみんなと楽しくヨガの時間を過ごしてきました。今は、集まる人数を少なくするために、全校生徒を半分に分けて行っているので、昨日は1、2、3年生と先生方でした。

毎回反省点や、もっと伝えたかったことなどあるのですが、完璧は目指さず、毎回学びだと思いながらやっています。

今回、音声だけ録音しましたので、編集して短くしたものですが、もしよかったら聞いてみてください。マイクの調子が悪く、声を張り上げていますし、全力で動きながら指導していますので、お聞き苦しいところも多いと思いますが、もし聞いてくださる方はご了承ください。

きょうは、声がかすれています。
未熟ではありますが、わたしなりにいつも頑張っています。

暖かい目でみてくださいね。

ではまた!

ありがとうございました。

シャンティ

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