見出し画像

編み物瞑想

先日Yoga Contactで、編み物メディテーションワークショップを開きました。
ヨガ教室ですが、編み物です。

私が編み物を始めたのは5歳の時。
泣きながら母から教えてもらいました。
母は根気強く怒りもせず、「細い糸で編みたい」という私の希望を叶えてくれて、何度間違えても教えてくれました。

そして私も娘が4歳の時に編み物を教えました。

編み物をしているときは、思っている以上に頭の中は静かになります。
リズミカルに動かす針と糸。
目数を数えながら編んでいるときは特に集中するので、余計なことは考えられません。そして、手が動くたびに形になっていく。

今回のワークショップ参加者は、ほとんどが編み物初心者の方たち。
子供の頃に編んだことがあってもすっかり忘れてしまっている。

そんな方達に、まずは鎖編みをひたすら編んでいただいて、まずはウォーミングアップ。かぎ針の持ち方と糸の持ち方がなかなか難しいようでしたが、しばらく編んでいると慣れてきて、どんどん鎖編みは長くなっていきました。

慣れてくれば簡単なことでも、初めての時は、糸の引き具合や、持ち方など、両手の指を全部使うので、なかなか全てをうまく動かすことができず、かたや手に力が入ります。

今回は、丸いコースターを編みました。

編んでいるところ

トップ画像がその出来上がったものです。

帰ってから復習して、編んだものの写真を送ってくださった方達も何人もいて、嬉しかったです。

「次回は12月4日にやります」とお伝えしたら、すぐに満席になりました。

自分の手で何かを生み出すことができるって、本当に豊かなことだと思います。
そして編み物は本当に心が落ち着きます。

私にとっては、ヨガを教えるのも編み物を教えるのも、絵を教えるのも、道具は違うけれど、伝えたいことは同じです。

「自分の中心とつながって、その中心がすべての源なんだと思い出そう。ただ自分のままであろう。一番安心できるHomeはそこにあるんだよ」

そういうことなんだと思います。

次回は、またクロシェ(かぎ針編み)の予定です。もしこの会が続いたら、棒針編みも練習していただいて、マフラーやレッグウォーマーも、皆さんが自分で編めるようになるといいなと思っています。


自分のペースで心地よく

それではまた!


いいなと思ったら応援しよう!

Chiho Katsuyama*Yoga Contact
あなたにいただいた温かいサポートは、この先も絵本を作ったり、作詞をしたり、ヨガを教えることを続けていくために、クリエイターとしての活動費として大切に使わせていただきます!