世界の中心で、「イミゴンゴ」の魅力を叫ぶ。
9月7日(月)から【やりすぎアーティスト月間】を称して、色々な方とお話して、インスピレーションを受けよう!というイベントを開催してます。個人的に。
👇facebookに投稿した記事です
Mai ruleは、今までに接点がない方とお話しをすること
My ruleではなく、自分の名前をもじり、Mai ruleにしました。(便利な名前を付けてくれた親に感謝)
第一号のゲストをどこから見つけてきたのか?
わたしの日々のルーティーンとして、寝る前にstand.fmとVoicyで気になる人のラジオを聴いている。その中に1人、どんな荒れた波でも穏やかな波へと変えてしまう、そしてその波にいる動物だちが「くすっ」と笑えるような、「なるほどー」と感じるような、【落ち着き】と【面白さ】のハイブリット投稿をしている、まさこさんという方がいらっしゃる。
いつもは聴いているだけだけど、「あ、そうだ!わたしアーティスト月間じゃん!いつもはフォロー”するだけ”、 ”読むだけ”、”聴くだけ”で終わりだけど、強化月間だからメッセージを送信しちゃえ!(えいっ!そうしーーん)
という感じで、まさこさんにメッセージを送信すると、即レスがきて、あっさり快諾してくださいました。(本当にありがとうございます)
まさこさんのstand.fmはこちら⬇️
ゲストのご紹介
加藤雅子(@MasakoKato1)さん
ルワンダ在住。すっかりこの国の魅力に取り憑かれ、伝統文化のイミゴンゴの研究や伝統医療の調査、文化を中心とする旅程作成を行っています。
旦那さんは、大学時代からの知り合いで、新卒で商社へ入社した後、ガーナで起業した日本人の方、だそうです。
う、う、羨ましい。
ルワンダの国民性を知っていますか?
どうやら世界から見たときの”日本人”と近いらしい。控えめで、表裏が合って、丁寧。そしてとても勤勉。うん、まさに日本人と近い。そして一年中日本でいう、夏の軽井沢みたく、避暑地の気候らしい。(実際にお話ししたとき、雅子さんはノースリーブでした)
はい、ここでnoteを読んでくださっているみなさんに質問です。
イミゴンゴって知ってます?柄だけなら見たことある方もいるんじゃないですかね?
これです、これ👇
👇前回、代々木上原で行ったイミゴンゴ展のPR動画
はい、では今から雅子さんとお話しした内容を、
私なりの解釈で書いていきます。
イミゴンゴとの出会い、からの、1年間のこじらせ女子生活、からの、今。
旦那さんのお仕事の都合でルワンダに住み始めた、雅子さん。そこで無邪気にこれ突き詰めたい!って思えるものに出会う。それが、「イミゴンゴ」
観た瞬間に、衝撃が走り、惹かれちゃって、イミゴンゴへの愛が止まらない〜〜〜❤️王子様的な立ち位置のイミゴンゴ様。
イミゴンゴへの愛が留まることを知らず、朝起きても何をしてても「イミゴンゴ」のことが頭から離れることがないくらいだったのかもしれません。
あまりにも心惹かれちゃって1年間は近寄れない存在に。この症状は、こじらせ女子ですね。
そのあと無事こじらせ女子を卒業し、ようやくイミゴンゴと向き合い始めます。が、イミゴンゴの由来やデザインの意味など文献を漁るも資料は多くない。ルワンダ人もアートの存在は知っているけども、深くは知られていない。
そこで、雅子さんはある決意をします。
無いなら、やろう! おじおばクエスト開始!
ということで、
愛するイミゴンゴを調べまくるため、
自分で発祥地に入り込み、柄の由来やデザインの意味、
そして、誰がなんのためにイミゴンゴを創り出したのかを調べることに。
昔、ルワンダには書く文字がなかったから、情報収集方法は、人に聞く方法が大部分を占めているそうです。ここのおじいちゃんは知っている、あそこのおばあは知っている・・・みたいな感じで、色々な人に直接お話しを聞きに行っているそう。名付けて【おじおばクエスト】🎮
イミゴンゴの話の続きは、まさこさんのSNSをフォローしてください。
🔽インスタグラム
👇こちらがHPです。
イミゴンゴの話はここまでで、次の話題へ。
今回の趣旨は、雅子さん×わたしのDNAが融合したら、どんな物になるのか?
お話しをしてみて、大きく3つを感じました。
■2Dではジャッジメントはできない。自分の目で見て聴いて、感じろ!
■憑依体験って面白くない?そっち側の境地に到る、みたいな!
■アートが出来上がるまでのストーリーってワクワクする!
一つひとつ、説明していきます。
大学時代にケニアを訪れて驚いたこと、そして勉強になったこと
雅子さんは、大学時代に授業のプログラムでケニアへ行く期間があったそう。驚くことはたくさんあったと思うけど、一番びっくりしたことを伺ってみました!
場所はケニアの首都、ナイロビ。
そこで目にしたのは、中央分離帯で昼寝をしているおじさんたち。
あまりにも多い人数が寝ていたから、現地の人に聞いてみた。
(👩:雅子さん、👴:現地のおじさん)
👩:あの人たち何をしているの?
👴:寄付を待っているんだよ。
👩:ん?
👴:働くと、税金の支払いがあったり、家族や親戚たちも養わなければいけない。
👩:わーーーーー!!!!(心の声)
行く前までに頭にあったイメージと、今目の前にある光景。
「合致する部分」も「合致しない部分」もたくさんありましたが、一番学んだことは「自分の目で見ることの大切さ」だったそうです。
ふと、私がイランへ訪れた時も同じことを感じたことを思い出しました。
ネットショップ苦手。2Dではジャッジメントができないっ!
ケニアでも学んだけど、自分の目で見て、手に取って触れてみたりすると、はじめて「感じる」ことができる。
感じることができて、はじめて「心が動くか動かないか」わかる。最後に頭で「好きor嫌い」の処理ができる。
2Dだけで購入をすると、微妙なものが家に届いたり・・・。2Dにすごく弱い。購入の意思決定は3D以上でじゃないと!
雅子さんは日本にいたとき、外資系のホテルで働いていた。ネット上では、めちゃくちゃいい感じに映る各地のホテルの内装。リアルを知ると幻滅することもある。二次元の方が発達していることが気持ち悪い。
写真は嘘つける。だから、自分という透明なレンズを通して判断したい。
憑依体験って面白くない?
👇これにも書いたけど、アートは普遍的。あらゆる文化にはアートがあって、あらゆる文化にはアーティストがいる。
アーティストって、自分の中にあるものを自力で引っ張り出して可視化する。わたしは、その人になりきり(憑依)、その人しかないものを可視化し臨場感を与えることが好き。誰かの中にあるものを引っ張って、形にして「はい」って見せる。(もし私が誰もが認める美女なら、女優業をしてみたかった話をココで打ち明けてみる)
もし、アーティストの思考回路や感性を擬似体験できたら、面白くない?
憑依!一日他人体験!
みたいな。
自分にないものをインプットする体験、しかも五感にヒットする感じ
それができたら、めちゃくちゃ愉しそう!と思った。
アートが出来上がるまでのストーリーってワクワクする!
アートができた経緯に興味がある。
アーティストは、何を見るか、どんな環境にいるか、でアウトプットが違う。何色と何色?なんでこの構図?・・・
そして、雅子さんとお話しして改めて気づいた、わたしの「スキ」。
元々を辿ることが好き。
バックグラウンド+その時々でどんなインスピレーションを受けたのか、次第で全く異なる。世界中誰一人として同じ人はいない。
だから、人でも物(人が作った)でも、たくさん質問する。
当事者はナチュラルにやっていることでも、「なぜ?」を問いかけることで、始めて考えることってあると思う。周りの人にとって、インスピレーションになれることも、あるかもしれない。
最後まとめると、
雅子さんは、
世界の中心で「イミゴンゴ」の魅力を、叫ぶ。
わたしは、
世界の中心で「人の感情を揺さぶる何かを創りだしたい」と叫ぶ。
※文章の途中にも記載しましたが、雅子さんとお話しした内容を、私なりの解釈で書いています。
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