写真家として生き抜いていくには常に動き続けること
クリエイティブな世界を目指すには、それなりに苦労と決断力が必要になってくる。
こうやって話し始める僕はシネマチック写真家の他に、もう1つの顔をもっている。
それはデジタル画家というもの。
本当なら写真活動の方ではあまりデジタル画家の話をしないでおこうと思っていたのだけど、今回の話にはどうしてもデジタル画家としての話をしなければつなげることができない。
1,芸術で生きていくことの難しさ
僕はシネマチック写真家になるまでは、デジタルアートだけで理想的な生活を目指そうと決めていた。
ただデジタルアートを作るだけではなく、それで生活をしていかなければいけないのであるが、正直なところアートだけで生活していくことはとても難しい。
しかし、僕はアートだけでも自分が目指している画家生活を過ごす方法を知っている。
詳しくは、デジタル画家として活動している中の1つ『理想的画家生活』というブログで話をしているが、ここで話すと写真家としての活動にブレが出てしまうので割愛させていただく。
ちなみにデジタルアートの方では『ミナハラリョウ』と名乗っているが、間違いなく僕が運営しているブログである。
『理想的画家生活ブログ』については、見るのにお金が掛かるわけでもなく勧誘や購入を促しているわけでもない。
無料で見れるので気になったら見てほしい。
簡単にいうとクリエイティブな人生を目指している人に向けた情報を発信しているブログである。
2,アートも写真も答えは同じ
言いたいことは、アートで生活していくために必要なことと写真で生活をしていくために必要なことは同じことなのである。
要するに、アートに対する想いや写真に対する想いを世の中に伝えていくことが大切だ。
僕がなぜ画家と写真家と言う肩書きを使っているかと言うと。
『責任感』と『緊張感』を維持するためにこう言った肩書きを使わせてもらっている。
少なくともアートも写真を趣味でやっているわけではない。これから先、それで自由に生活をしていくための仕事として考えていいる。
もちろん仕事につなげるために、ある程度の投資をしているので「趣味で終わらせよう」と考えたり「もう諦めよう」と思えない状況を自らつくることで『責任感』が持てるようになった。
3,チャンスを逃してはいけない
先日もツイッターの方で投稿した秋元康さんが言っていた言葉をここでも少し話したいと思う。
僕は本当にこの言葉を聞いて、自分が目指している人生は必ず叶うものだと確信することができた。
世間は年齢を気にしすぎているのかもしれないが、自分のやりたいことを年齢で縛ってしまうシステムなんか気にしない方がいい。
思い出して見ると、先日見ていたテレビでこんな人がいることを知った。
アート制作を続けている50代後半の男性が、安定できる仕事にもつかずに毎日アート活動を続けていた。奥さんもいて子供も1人いる。
これまでアート作品は1点しか購入されたことがなく、ほとんど奥さんが生活費を稼いでいる。普通ならアート活動を諦めるだろう。
しかし、奥さんの理解もあるかもしれないが、諦めずにアート活動を続けていたことで、それが話題となり芸能人が企画した隠れた才能を見つけるアート展によばれ、最終的には大手企業から作品を高額で購入されると言う大きなチャンスがあった。
さらにその大手企業からは、今後の取引もお願いされると言う一発逆転のストーリーを見た。
まさに「いつか、必ず、チャンスの順番が来る」という状況ではないだろうか。
もちろん、いつどこで『チャンス』が訪れるかなんて誰にも知ることはできないだろう。
しかし、諦めずに行動し続けることでそのチャンスを逃すことなく手に入れることができる。
4, 世の中の状況に合わせた写真活動
今の世の中は、写真業界もスマホの普及やアプリの精度が上がってきたことで、『記念に残る写真』を撮影することが難しくなってきたのは事実だ。
しかし、考え方を変えれば写真で仕事を取ることはできるかもしれない。
例えば写真撮影のオンライン講座をすることで、どこにいても仕事ができる環境をつくることもできるかもしれない。
僕は今、アートと写真を掛け合わせたクリエイティブ写真を撮影したり、アート制作で身につけた『想像力』を使ってストーリーの感じるシネマチック写真を撮影している。
いつまでも『映え写真を撮る』ことを考えていても、正直に今の時代、誰でも映え写真を撮ることはできる。
これからの写真家に必要なことは、企画力や行動力や発信する力を身につけることが大切なのである。