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yamachan_mayumi
今週の気になる本(0718-0724)
大体今週出版された/される/されていた本を紹介してみたいと思います。自分用の備忘録でもあります。毎週日曜日のどこかに公開されます。冊数は決まっていません。まあ、3冊くらい紹介できればいいと思います。硬めの本ばかりということでもないです。「読んだ本」ということでもありません。できるだけ新しい本がいいと思いますが、そうでないものもあります。
当然ながら、海外にも「日本人街」というのはたくさんある/あったわけで、その「日本人町」の話。かつてとは状況は大きく違えど、遠い地で住み出すことになった人々とそれにつらなる人たちの話。こういうのは面白いなぁ。
哲学史をやると、ギリシャ哲学やって、ひどい時だとそのまま一気にデカルトまで一っ飛びという本もあり、中世哲学を載せていたとしても、せいぜいアウスグティヌス、トマスアクィナス止まり。私が大学時代に「古代中世哲学史概論」をやった時も、中世哲学が30分だけだった、なんてこともありました。ストア何それ、という感じではあるかもしれませんが、そういう「マイナー」なエリアからも見えてくることはあります。
金沢大学名誉教授の野村先生による著作の新装版。隣人が一晩で敵となり、殺し合い、裏切り合い、同じ「国民」であろうとも、敵を作り上げ、対立させ、絶滅させるということもあるということを、その著作から教えてもらった気がしています。
世界の人に注目してもらえるのは、残念ながら「運」もあって、裏番組で人目を引くような出来事があると、消し飛んでしまうなんてこともよくあります。注目を浴びる出来事に関心がいくことは、それはそれで当然なのでしょうけれど、しかしある地域とじっくり付き合っていくことはかなり重要。
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