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防災館に行ってきた

金曜日、出社して仕事している最中に皆のスマホからアラートが鳴った。私の職場の揺れは大した事なかったが、このアラートは神奈川の地震に関するアラートだった。日向灘の地震で南海トラフ地震の可能性の報道がされる中、この地震により怖さが増していた。そんな中、土曜日には決断しなければならない問題を抱えていた。それは日曜日からの夏休みの過ごし方だった。

実は、日曜日から家族旅行を予定しており、5泊でAirbnbを予約していたのだった。しかも、海際の2階建ての家の一階だ。せっかくの夏休みを満喫したいしキャンセル期間過ぎているのでお金も勿体ない、でも万が一の場合のリスクは大きすぎるし土地勘もない場所なので避難も迅速にできるとは思えない。私はどうすべきか悩んでいた。

そんな中、土曜日に幼稚園児の娘と一緒に防災館に行ってきた。家から電車とバスを乗り継いだ場所にある防災館は、地震や火災について体験学習できる施設であり、地震体験室や煙体験室など、アトラクションのようにして子供も楽しく学べる。

どの施設、機器も印象に残っているが、シアターで地震に関するアニメーションを見た内容が一番印象に残った。このアニメは時空を超えて東日本大震災や阪神・淡路大震災、関東大震災を体験する内容で、実際の動画や写真も使われていた。東日本大震災では、被災した中学生達が普段の訓練通りに高台に向かって走って逃げたことで周りの市民を巻き込み、命を救ったらしい。このアニメを見て、私は夏休みのプランを変更する決断をした。万が一の時に、娘を連れて迅速に高台を目指せる自信が無い。今年は、別の楽しみ方をしよう。

防災館は、娘も楽しく学べたし素晴らしい施設でした。自分の防災意識を高めるためにも、定期的に行こうと思う。

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