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その見方でみると、一番だよ

幼稚園の娘は最近、ボードゲームの「インカの黄金」がお気に入りだ。以前、親戚含めてプレイした時に宝石を沢山稼いで家庭内新記録作ったことが彼女の誇りにもなっている。

先日も家族でプレイしたところ、私が娘の最高記録を上回ってしまった。そこで娘は悔しそうにしていたのだが、よくよく考えたら、見方によっては娘が最高記録であることが分かったので娘に伝えた。

「今日は3人でのプレイだったでしょ。でも、あなたが最高記録作ったときは4人でやってたよね。だから、4人での最高記録はあなたのままだよ。3人での一番はパパ。4人での一番はあなただよ。見方を変えたらあなたが一番だよ。」

娘は「そうか、みかたを かえると いちばんなんだね!」と喜んでいた。

実は、このゲームはプレイ人数が増えると宝石の分前が減り、宝石を稼ぎにくくなるゲームなのだ。そのため、最高記録といっても人数によっては難度が変わる。

見方によって一番かの話は、企業の宣伝文句でもよく使われていると思う。お客様満足度なのか、電波のカバー率なのか、価格なのか、関東で一番なのか、18歳未満からの支持率No.1なのか。それぞれの一番を見方によって切り取り、有利に見える宣伝文句を売りにして広告するのは当たり前だと思う。

様々な切り口で一番がいていいじゃない。娘は、見方によっては色んな分野で一番なのだと思う。

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