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花火の主役は、蛇花火とカマキリ

家族ぐるみで付き合いがある一家と中学生の息子の友達と一緒に、家庭用の花火を行った。

家庭用の花火なので1つ1つの花火が楽しめる時間はとても短い。中学生の息子や友達たちには退屈にも映るだろう。その中で完全に主役となったのは、「蛇花火」と「カマキリ」だった。

蛇花火は、ボタンのような小さい形状にもかかわらず、着火するとにょろにょろと伸びる不思議な花火である。この不思議な花火に幼稚園の娘~中学生の息子たちまで、全員が食いついた。幼稚園の娘は「どうしておおきくなるの?」息子は「何が入っているのだろう」と、理科に興味を示して良い傾向。こういう時は、即座に調べるに限って、科学への興味を損なわないようにしてあげる必要がある。調べて見ると、「砂糖」が重要なカギとなりそうだ。成分として「砂糖」が入っており、膨らんだり炭化するらしい。娘は砂糖が入っていることに不思議そうだったが、喜んでいた。

もう一つの主役は、花火中に寄ってきたカマキリだ。花火に参加していた小学生と園児たちが食いつく。捕まえて虫かごにいれたところ、食べ物は何かと質問があった。カマキリと言えばバッタを食べるが、そう簡単には見つからない。そこで「チョウチョをさがしにいく」「ありをさがしにいく」と花火をせずにカマキリの食材集めに夢中になっていた。

「蛇花火」も「カマキリ」も理科の興味に通じる要素だと思う。こういう興味はうまく誘導して、興味を損なわないようにしてあげたいな。

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