Bella Notte note 2023-2024

「選り好みをして自分の触れる世界を限定し過ぎちゃうのはもったいない」という話

今年は映画や漫画、普段観ないようなアニメーション、美術館や写真展、アートや音楽、言葉
映画館に仕事終わりに毎週行くのを楽しみにしていたり、
たくさんのアーティストや作品に触れて
考えを馳せたり、感情を沸き起こせたり、教養としてインプットしたり、豊かな時間を自ら手にいれた
これはずっとやってきたけど、
それに加えて
自分の感想と得たことを
どれもひとつずつプレゼンして語ったりおすすめしたり、人と論議したり、そういう時間がとてもすきだと感じた〜(おすすめの映画と漫画は何時間も語っちゃう)
作品ってどれも必ず作者の人生と経験してきたことが影響されているから、その生き様をちゃんと受け取りたい。

なんとなく心惹かれるものを大切にしてきたけど、
ただ最近って広告とか出てくる者すべてがアルゴリズムに支配されちゃってて自分に興味ありそうなものばかりがおすすめされるから
自分でも知らないうちにどんどん視野が狭くなっていることに気づかず、「好みじゃないから」って先入観と概念に縛られて
自分じゃ選ばないけど美味しいものや心に響くものに偶然出会う機会がなくなってきている気がする。

ただみんながいいと言っているから自分も、、っていうより
あおいちゃんに聴いてほしい音楽！、観てほしいアニメ読んでほしい漫画！、食べてほしい！あおいちゃんだから一緒に共有したい！って言ってくれるのを大事にしたい。

刺さるか刺さらないからは味わって知ってから、
もちろんピンとこないものもあるし、逆に私がおすすめしても全然人によっては理解できず刺さらないものだってよくあるし。

ただ、経験して良くても何も心に残らなくても無駄なことってない。

わたしが学生で海外に住んでたときにスタジアムにすぐ行けるところに住んでいたのに友達にメジャーリーグ観に行くことに誘われても、テスト勉強があるから、野球全然わからないから、お金が、、ってブルージェイズの試合見に行かなかったこと今になってめっちゃ後悔してる。その時にしか経験できないことを自ら突っぱねて、将来なにに繋がるかなんてわからないのに。

映画祭に仕事の関係で招待してもらってそのイベントの主催のデザイナーさんにおすすめされたものが、ビジュアルやテーマ的に自分的にはこれは選ばないな、、って行く時に思ってたやつだったんだけどぶち抜かれて、今年1番よかった映画になった(いろんな人に力説しておすすめしている、また観たい)

姉も、私が前に一時期パフォーマンスを力を推していたグループ、当時わたしがどれだけ力説してもだれか見分けつかないとしか言わなかったのに、今年ファンクラブ入っちゃってるし(わたしも名義で入らされたし🤣)わたしが力説してたあのデビューした頃から入っておけば、、、と後悔してるらしい(わたしにプレゼン力が足りなかったせいと言われた😂)

わたしがあとで食べようと思って買っていたお菓子をなんとなく食べたら、美味しすぎてひとりであおいちゃんに感動した、自分じゃ絶対選ばないのにハマったと連絡がきたり。

英語のことわざで本の表紙だけで中身を判断するなってあるけどまさにそれ。
誰かに影響されてハマることって悪いことじゃない。むしろ、もったない。
ディズニーだけじゃなくて、ジブリもハリポタも他のスタジオの作品も観てきたし、
音楽のジャンルも絶対自分と無縁でわからないようなものも人が話しててワードが出てきたらのれるようになったし、新しい漫画もたくさん読んだ。アニメ自体見たことなかったけどファンの人と語れるくらいには作品を見た。(ジョジョとか)

与えられる情報が溢れるなかで興味ないもの全てを捨てていくとどんどん偏っちゃうから、「寛大」で、フラットで、違う価値観と世界、姿を持っていてもその世界と繋がっていきたいと思う。来年も、好みだけじゃない様々な情報に出会えて世界を広げるおもしろさを忘れないでいたいな✨

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