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(今日の一枚)Palais VI:Gottfried Mairwöger
Palais VI:Gottfried Mairwöger
“Palais VI” 1977
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“Palais VI”, 1977
キャンバスに油彩
Painting
117 x 114 cm
アメリカン的なカラーフィールドペインティング
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彼のアメリカン的なカラーフィールドペインティングでの経験は極めて重要だ。そこには、色彩自体が絵画という行為において、積極的な役割を果たすことを許し、決定的なアーティストとしての色彩に身を委ねている。
そこにあるのは、ゴットフリートにとって重要な出会いで、ハンブルクでアメリカの美術史家クレメント・グリーンバーグ(Clement Greenberg,1909-1994-NY)と出会い、その結果、ニューヨークに滞在するよう招待された。
その事は、夭折であったが・・・最期まで語っていたと言う。
色彩の哲学
写真やビデオを超えて、絵そのもので彼の印象を体験させてくれる画家だ。
彼は異国情緒を求め、彼の人生を新たに定義する異国の地に滞在。世界の兆しを探った。
その抽象画の中で、観る側は自分自身と出会い、彼の色彩の豊かさと輝きを体験するだろう。
マイアヴェーガーの絵画は、現実よりもむしろ色彩の哲学、そして抽象的な構造としての彼自身に傾倒している。
ゴットフリート・マイルヴェーガー(独)Gottfried Mairwöger
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ゴットフリート・マイルヴェーガー(ゴットフリート・マイアヴェーガー/(独)Gottfried Mairwöger/(英)Gottfried Meyerweger/1951 - 2003/オーストリアの画家)
マイルヴェーガーは、1970年代にウィーン美術アカデミー(Academy of Fine Arts Vienna)で、当初ヨーゼフ・ミクル(Josef Mikl,1929-2008/オーストリアの抽象画家)に師事し、次にヴォルフガング・ホレガ(Wolfgang Hollegha,1929-2023/オーストリアの画家 )に師事した。
彼は戦後ウィーンの抽象芸術家たちの伝統を受け継いでおり、豊かな創造的な年月を経て、抽象という意味で非常に独立した多用途の絵画スタイルを開発した。彼の作品は自然から来ており、最初は非常に単純化された方法で主題から始まり、時間の経過とともに意識的な探求を通じて純粋な抽象化に発展している。
ゴットフリート・マイルヴェーガーのアートワーク
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