![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123974794/rectangle_large_type_2_43c4a2c1b944a65d4ffd3a9c4a0151e8.jpeg?width=1200)
Barbara Walker:記録と消去
Barbara Walker:記録と消去、それは、Burden of Proof!
バーバラ・ウォーカー(Barbara Walker)
バーバラ・ウォーカー(Barbara Walker,1964- /MBE RA、UKバーミンガムに在住し活動するアーティスト)
バーバラ・ウォーカーは、TATE、そして、Towner Eastbourne(タウナー・イーストボーン)アート ギャラリーが主催する2023年のターナー賞にノミネートされた。
そのバーバラ・ウォーカーは、人々が議論したくない問題に取り組もうとしている。黒人女性や移民の体験を記録したアーティストは、海辺の町で人種差別に直面した。
彼女は、権力と黒人体験、アイデンティティ(一人の人間の個性)、認知度に視点を合わせるビジュアル・アーティストだ。
“Burden of Proof”
![](https://assets.st-note.com/img/1702034173542-j9UHvYGxC9.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1702034202476-T0y3yJfFkk.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1702034223420-4rYfYJu7vL.jpg?width=1200)
Barbara Walker, BSR Bridget Riley Fellow 20-22, has been shortlisted for the Turner Prize 2023 with the work “Burden of Proof”
記録と消去のテーマを頻繁に繰り返す
彼女は巨大な比喩的な図面や絵画で知られており、多くの場合ギャラリーの壁に直接描かれており、記録と消去のテーマを頻繁に繰り返し、そして、探求している。
バーバラ・ウォーカーは、自身の作品を社会ドキュメンタリーであり、英国のアフリカ系カリブ海人の家庭で育ち、そのコミュニティに関する誤解や固定観念に対処することを目的としていると説明する。
バーミンガムのジャマイカ人家庭で育ち、(1993–96) セントラル イングランド大学(現:バーミンガム市立大学)( BA ) 、(2003–04)ウルヴァーハンプトン大学(University of Wolverhampton/PGCE (FE) )
Sharjah Biennial(UAE)
バーバラ・ウォーカーは、アラブ首長国連邦(UAE)で行われているシャルジャ・ビエンナーレ(Sharjah Biennial)に参加した。
Barbara Walker: Burden of Proof 3:01min
それは、今回のターナー賞2023の最終ノミネートもこれが理由となったが、展示されているのは、イギリスでウィンドラッシュ世代と呼ばれるカリブ海地域から来た移民たちの大規模な肖像画だ。彼女の作品には、イギリスで暮らす黒人を壮大なスケールで描く作品が多い。
Barbara Walker – ‘It’s like life itself, like the air I breathe’ | Tate
7:55min
この映画では、ビジュアルアーティストのバーバラ・ウォーカー(MBE)が、バーミンガムにある彼女のスタジオを案内し、時間性、権力、身体政治など、彼女の実践に存在するテーマについて語る。また、彼女が「Burden of Proof」シリーズの一環として、タウナー・ギャラリー(The Towner Gallery)でフリーハンドの壁画を制作している様子も見観る事ができる。
これにより、彼女は,*ウィンドラッシュ事件の影響を受けた個人の大規模な現場肖像画を制作している。
*(註)ウィンドラッシュ事件
(註)*ウィンドラッシュ事件:2018年4月にイギリスで起こった。第2次世界大戦後にジャマイカなどカリブ海地域の英領(当時)から英国に移住した「ウィンドラッシュ世代」と呼ばれる移民の子供たちが、誤って拘留され、法的権利を拒否され、 強制送還の脅迫を受け、少なくとも83件において内務省によって誤って強制送還された人々に関する政治スキャンダル。- BBC
「人生そのもののようなもの、私が吸う空気のようなもの」-Barbara Walker
Barbara Walkerは、権力と黒人体験、アイデンティティ(一人の人間の個性)、認知度に視点を合わせるビジュアル・アーティストだ。
以下に、ターナー賞2023のアーティストまた、最終選考に残ったメンバーをリンクしておきます。
関連アーティスト
いいなと思ったら応援しよう!
![artoday - chiaki](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54104446/profile_81001a395986ab2165ded0a93b57486b.jpg?width=600&crop=1:1,smart)