ブシュラ・ハリーリ:「Telling Tales:物語形式の回遊」
ブシュラ・ハリーリ:「Telling Tales:物語形式の回遊(遠足)」
Presented in Telling Tales: excursions in narrative form, 2016
with MCA (オーストラリア現代ミュージアム)
ブシュラ・ハリーリ(Bouchra Khalili,1975- /モロッコとフランスのビジュアルアーティスト)
アートが、社会変革(分断と共生)に関わる、それが、21stのポスト現代アートとなって行くのだろうか。
ブシュラ・ハリーリのアートワークは、映画、ビデオ、インスタレーション、写真、版画、出版を含み多様化されている。
そこには、現代の違法な移住と反植民地闘争と国際連帯の政治に象徴されるように、ある意味現在の帝国と植民地の連続体を探求している。
Presented in Telling Tales: excursions in narrative form, 2016
ビデオ・インスタレーション
マッピングジャーニープロジェクト:2008-2011 8つのシングルチャンネルデジタルビデオ、プロジェクション、カラー、サウンド、ブシュラ・ハリーリの8スクリーンビデオインスタレーションである。The MappingJourney Project (2008–2011)は、北アフリカと中東からヨーロッパとそれ以降に旅行する移民によって語られた、並外れた個人的なエージェンシーとリスクの物語を記録している。
ナレーターの中には長距離を移動する人もいれば、いくつかの都市だけに移動する人もいるが、すべてが、困難な状況に対する彼らの決意と生存によって結び付けられる。
それぞれの匿名の人は、自分自身のために、そして世界中で迫害、貧困、暴力から逃れたすべての人のために話しはじめる・・・・。
彼らが手で大きな地図にたどる線は、彼らの個々の旅を示し、ナレーションが付いている。
その目的地は、ブシュラ・ハリーリ(アーティスト)による隣接する一連の版画での、星座として表される。
この流れで、ブシュラ・ハリーリの映画「テンペスト・ソサエティ」、ブシュラ・ハリーリの映像:難民危機 - MoMAに続きます。お時間が許す折に・・
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